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己龍、MUCC、NOCTURNAL BLOODLUST、0.1gの誤算…代表的なV系バンドを系統別に紹介

7/16(火) 19:06配信

リアルサウンド

 先日『有吉ジャポン』(TBS系)にて、“ヴィジュアル系バンドを支えるバンギャたち”と題して0.1gの誤算が取り上げられた。放送を観てV系という文化の特異性に驚いた方も多いだろう。しかしながらV系と呼ばれるバンドが皆同じような活動スタンスをとっているわけではない。今回はそんな現代のV系バンドの中でも代表的なバンドを例に上げつつ、4つに分けて紹介する。

 まずは己龍、Royz、R指定といったいわゆる“王道系”のバンドから紹介していこう。王道と括っただけあり、人がV系と言われた時に一番多くイメージするのはこのタイプだろう。ぬめりのある歌声、大胆なビブラートといったV系らしいボーカルを主軸にしつつ、ヘドバン、拳、ジャンプなどノリやすいフリパートを織り交ぜた楽曲を多く展開していく。歌詞は日常とかけ離れた情景を描いていることが多く、暗い世界観を好む人の多いV系ファンの心を掴んでいる。こういったV系らしい要素を基盤にしつつも、それぞれのバンドが和のテイストやエレクトロなどの独自のエッセンスを持っているため、バンド毎にカラーが異なる。また、“王道系”は初心者も親しみやすい音楽性のため、新規ファンを獲得しやすく、10代のファンが多くいることも特徴である。

 V系は見た目ばかりに意識がいっていて音楽はおざなり、という世間のイメージは少なからずあると思うのだが次に紹介する“ハイクオリティ系”のバンドはそういった固定概念を瞬時に払拭してくれる。MUCC、lynch.を筆頭にX JAPANやLUNA SEAといった先人からのV系文化の流れを踏襲しつつ、海外メタルやスクリーモ、エレクトロから歌謡曲に至るまで様々な音楽を取り込み、自身の音楽に昇華しながらもキャッチーさを失わない高い音楽センス。どんな難解な楽曲も自分達のバンドのカラーに染め上げる演奏力。その圧倒的なポテンシャルから他ジャンルはもちろん、海外からも評価が高い。また、何年経っても色褪せない楽曲を繰り出し続ける彼らは様々な年代のファンから支持されており、アニメや映画のタイアップを獲得しつつ、流行り廃りとは関係なく着実にバンドとして規模を伸ばし続けている。

 こうした演奏力が高いバンドが増えてきている中でも近年新たな派閥が生まれてきた。それが“本格デスメタル系”である。先程挙げたMUCCやlynch.がキャッチーなメロディであるのに対し、こちらはアングラ寄りだ。NOCTURNAL BLOODLUSTや、NAZARE、DEVILOOF、DEXCOREを筆頭に海外のデスメタル、ハードコアの影響を色濃く受けた彼らの音楽はもはや“音の暴力”と言っても過言ではない。ドロップチューニングした多弦ギターやベースから繰り出される超重低音、何が起こっているかわからないほどに高速のブラストビート、つんざくようなホイッスルボイスからガテラルまで使い分けるシャウトなど、高い演奏力を誇る。過去にクラシカルメタルを基盤にした様式美系のバンドはいたが、彼らはまた違ったV系×メタルのスタイルを構築している。

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最終更新:7/16(火) 19:06
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