ここから本文です

老舗企業ツムラを立て直した“バスケットボール経営”とは?

7/16(火) 11:00配信

文春オンライン

令和の「老舗企業」になれるのは?

 ここで気になるのは、まだ若いが、今後「老舗」となる可能性を秘めている企業だろう。

「何社か考えられますが、1つはアイリスオーヤマ(創業48年)です。家電、LED照明、調理用品、ペット用品、さらには米など、多岐にわたる商品を主にホームセンターで販売しています。2代目社長である大山健太郎氏は、メーカーでありながら問屋機能も内在させた、『メーカーベンダー』というビジネスモデルを選択しました。ホームセンターに問屋を介さずに直接製品を納入する直販体制をスタートし、顧客を問屋からホームセンターへと変化させたのです」

 この先の令和時代、日本企業が生き残るカギは日本の老舗企業にこそあると、宮永教授は指摘する。

「欧米流の経営術にも学ぶ点はありますが、まずは先達が培ってきた日本の老舗企業の知恵を見直すときにきているのです」

 ツムラやアイリスオーヤマの他、宮永氏が“老舗企業の知恵”を分かりやすく解説している「『100年企業』が日本を救う」は、 『文藝春秋』8月号 に掲載されている。

「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2019年8月号

2/2ページ

最終更新:7/16(火) 11:00
文春オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事