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「胸元のファンタジスタ」雅子さま ご成婚前の「スカーフ」報道と国民との“距離感”を思い出す

7/16(火) 5:30配信

文春オンライン

「皇后雅子さま 胸元のファンタジスタ」。そんな見出しのグラビアが掲載されたのは、「女性セブン」2019年7月11日号だった。ストールと、ネックレス。雅子さまのファッションに注目し、コーディネートの方法を解説する。そんな内容だった。

【写真】デートの日は、春らしい花柄スカーフをアスコット風に

小和田雅子さんの「スカーフ」が注目の的に

 雅子さまが小和田雅子さんだった頃を思い出した。注目の的だったのが、雅子さんのスカーフだった。「雅子さんに学ぶ」アレンジやら巻き方やらが、あちこちで特集された。

 それから26年。雅子さまは皇后になられた。そして再び、ファッションが注目された。懐かしい気持ちになった。同時に、こんな感慨もわいてきた。

 雅子さまも国民も、長いトンネルを抜けたなー。

 雅子さんと雅子さまとスカーフとストール。そういう話を書いてみる。

 雅子さんが皇太子妃に内定したとワシントンポストがスクープしたのは、1993年1月6日。その2日後、雅子さんは初めて外出した。オフホワイトのロングコートを着ていた。メディアの代表者が「国民のみながおめでとうと言っております」とマイクを向けると、「そうですね、でもまだ正式には決まっておりませんので」と答えた。華やいだ表情で、すごくきれいだった。

 このコートはイタリアのHERNO(ヘルノ)というブランドのものだとすぐに報じられ、以来外出のたび、雅子さんは写真に撮られた。小和田邸はコンクリート打ちっ放しの一軒家。だから背景にはコンクリートの壁が写り、そのモダンさと雅子さんの「外務省勤務のキャリアウーマン」という経歴がマッチし、「絵になる外出」だった。

26年前の「胸元に光る雅子さん流スカーフ術12」

 雅子さんとスカーフの始まりはいつだったろうか、と当時の女性週刊誌をチェックしてみた。「女性セブン」が93年2月25日号で「胸元に光る雅子さん流スカーフ術12」という記事を掲載している。令和になり「胸元のファンタジスタ」を載せた同誌は、26年前も「胸元」をキーワードにしていた。ブレないセブン。

 2月25日号のグラビアは、皇太子さま(当時)とのデートに行く雅子さんにフォーカス。「皇太子さま(32)と小和田雅子さん(29)がフィアンセになられて3週間。デートの間隔が近くなってます」という文章と共に、小和田邸を出る雅子さんの写真を並べた。

「スタンドカラーのコートはドイツのJOBIS(ヨビス)のもので、バッグと靴は紺でまとめて」と解説された写真の隣には、同じコート姿の雅子さん。「何日かおいてのデート。上のボタンをはずして春らしい花柄のスカーフをアスコット風に結んでいます」。

 この号が好評だったのだろう、3月18日号で「大好評第2弾 雅子さんスカーフ色使い結び方を全図解!」という記事を載せ、4月8日号には「雅子さんの『カチューシャ』『バレッタ』を素敵解明!」。「大好評第4弾」とあった。

 4月12日には「納采の儀」が開かれ、雅子さんは振袖姿だった。3月12日からはお妃教育が始まっていて、その時に持つことの多かった大振りのバッグが「パロマ・ピカソ」というブランドだということが話題になったりもしていた。

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最終更新:7/16(火) 5:30
文春オンライン

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