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劇団☆新感線“サンキュー公演”第2弾が開幕! 古田新太「新感線にしては短い芝居になって良かった」

7/16(火) 18:05配信

ザテレビジョン

7月15日より、劇団☆新感線39(サンキュー)興行・夏秋公演「いのうえ歌舞伎《亞》alternative『けむりの軍団』」が、東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕した。

【写真を見る】黒澤明の映画「隠し砦の三悪人」と太宰治の名作「走れメロス」へのオマージュをちりばめた舞台に

3年ぶりの劇団本公演となった前作に続く、“サンキュー公演”第2弾「けむりの軍団」は、これまでとは一味違う、“もう一つ(alternative)”の“いのうえ歌舞伎”と銘打った王道路線の時代劇。

脚本は、「乱鶯」以来の参加となる、倉持裕が担当。執筆に当たって劇団主宰で演出のいのうえひでのりから提示されたお題は、黒澤明の映画「隠し砦の三悪人」と太宰治の名作「走れメロス」の要素を取り入れてほしい、とのこと。

その意を見事にくみ、さまざまな設定の端々にクロサワ映画へのオマージュをちりばめながら、コミカルにスピーディーに、そしてあっと驚く意外な展開へと転がっていく、ひねりの効いた脚本となっている。

その完成度の高さから、いのうえをはじめ出演者全員を唸らせ、「脚本がこんなに面白いのに、お客さまを楽しませることができなかったらヤバイ!」と、スタッフ・キャスト一丸となって、稽古に打ち込んだという。

主演は、自身の俳優活動が2019年で35周年となる劇団の看板役者・古田新太、共演には早乙女太一、清野菜名、須賀健太、池田成志に加えて、もちろん高田聖子、粟根まことら劇団員もほぼ総出演し、舞台を彩る。

以下、主要キャスト&制作陣からのコメントを紹介する。

■ 作・倉持裕

――初日を迎えるに当たっての手応え・心境。

今回は前回の「乱鶯」よりも軽いタッチで書いてみたわけですが、それがどう受け止められるのか、緊張しつつも大いに楽しみです。

――見どころ、観客へのメッセージ。

何も持たざる者の快進撃の芝居です。チャンバラ同様、舌先三寸での戦いも楽しんでいただけたらと思います。

■ 演出・いのうえひでのり

――初日を迎えるに当たっての手応え・心境。

今までにない感じのaltanative(もう一つの)な“いのうえ歌舞伎”になっていると思います。あとは古田がセリフさえ覚えてくれれば(笑)。

――稽古中の思い出深いエピソードなど。

これまでにあまり作ったことのないシーンが多い、今までとは勝手の違うお芝居の中、スケジュール的にあまり余裕がなく、かつかつな稽古場だったので間に合ってよかった。

(中島)かずきが作る作品とも違う、「乱鶯」とも違う、作家の倉持君が新しいことをやろうとしてくれている作品でありつつも、でもきっちり新感線です。クロサワ映画を目指したけれど、クロサワにはなれませんでした(笑)。

――見どころ、観客へのメッセージ。

ストーリーがこれまでにないタイプで普通に楽しんでいただけると思いますし、ここぞというときには見せ場の立ち回りも入るので、(早乙女)太一ファンやチャンバラファンにも喜んでもらえるかと。

久しぶりに古田が主演ですが、よくも悪くも周りを左右して影響力が強く、空気を支配している感じはさすが。古田と成志のバディも久しぶりなので面白いですよ。あと劇団員のファンの方には、“ここにこういう出方をするんだ”というバイト(本来の役ではない「ガヤ」的な役柄で出演)探しも楽しんでもらえると思います。

■ 真中十兵衛(まなかじゅうべえ)役/古田新太

――初日を迎えるに当たっての手応え・心境。

新感線にしては短い芝居になって、良かったと思います。

――稽古中の思い出深いエピソードなど。

稽古中はお客さんがいないので、つらいだけです。

――見どころ、観客へのメッセージ。

少ない人数で大軍をやっつけるために、いろんな作戦を考えます。そこをお楽しみに。

あと、太一が格好良いです。

■ 飛沢莉左衛門(とびさわりざえもん)役/早乙女太一

――初日を迎えるに当たっての手応え・心境。

皆さんとお芝居させてもらい、あっという間に稽古期間が終わりました。観に来ていただく方にも、あっという間に感じる程に楽しんでいただける作品だと思います。

――稽古中の思い出深いエピソードなど。

古田さんとの初サシ飲み。

――見どころ、観客へのメッセージ。

懐かしくも新しい、楽しい時代劇になっていると思います。是非劇場へお越し下さい。

■ 嵐蔵院(らんぞういん)役/高田聖子

――初日を迎えるに当たっての手応え・心境。

近年まれに見る、上演時間の短さ。テンポが良いのかも……(おそらく3時間弱)

――稽古中の思い出深いエピソードなど。

ワンシーン稽古が終わるたび、古田・池田両先輩が風呂上がりのようにズブ濡れでした。

どおりでテンポが良いはずです。

――見どころ、観客へのメッセージ。

先輩方の生きざまと、若者たちの真っすぐさが神々しく見えます。拝みに来てください。

■ 残照(ざんしょう)役/粟根まこと

――初日を迎えるに当たっての手応え・心境。

初めて台本を読んだ時から面白かったのですが、稽古の序盤、中盤、終盤と皆の演技が変化していくのを目の当たりにしてきました。生き物のような台本です。皆様の前に出る時にはどのように進化しているのか楽しみです。

――稽古中の思い出深いエピソードなど。

成志さん、太一くん、菜名さん、健太くんの4人が、稽古中の空き時間に「絵しりとり」をやっていたのですが、画力に問題を感じた四人が急にデッサンの練習を始めていました。そこまでしなくても。

――見どころ、観客へのメッセージ。

古田くんが主役のいのうえ歌舞伎は久しぶりです。古田くんと成志さんのいい加減なおじさん二人に巻き込まれ翻弄されるおかしな物語をぜひお楽しみ下さいませ。

■ 美山輝親(みやまてるちか)役/池田成志

――初日を迎えるに当たっての手応え・心境。

やられっぱなしの、喋りっぱなし、なので、手ごたえは………ありません(笑)。かなりやられておりまーす。

――稽古中の思い出深いエピソードなど。

故障故障故障。と、ナナ、ケンタ、タイチとの絵しりとり。疑似馬鹿家族のようでした。

――見どころ、観客へのメッセージ。

なんでしょ? 本格時代劇というより、昔懐かしいテレビの娯楽時代劇みたいな匂ひがしたらば、ウレシスです。(ザテレビジョン)

最終更新:7/16(火) 18:05
ザテレビジョン

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