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「イッセイ ミヤケ」「エルメス」「ソニー」がメディア向け勉強会を開催 デザイン保護の重要性を訴える

7/16(火) 19:30配信

WWD JAPAN.com

「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」などを擁する三宅デザイン事務所は7月12日、デザイン保護の重要性を訴えるメディア向けの勉強会を開催した。三宅デザイン事務所からは法務部長の中川隆太郎・弁護士が登壇したほか、エルメスジャポンの黒川靖子・知的財産権担当マネージャーとソニー知的財産センターの内山信幸・特許第2部部長を招き、各社の模倣品対策やデザインに対する思いを語った。

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中川法務部長は、「一般的にファッション業界は“トレンド”というものがあるためデザインが似てしまう側面もあるが、『エルメス』や『イッセイ ミヤケ』のように流行に左右されないモノ作りに取り組んでいるブランドもある。また、エレクトロニクス業界では機能性に焦点を当てたデザインも多いが、『ソニー』はブランディングに資する高いクリエイティビティーをもってデザインに取り組んでいる」と3社の登壇理由を説明した。

各社はそれぞれの模倣品対策についてプレゼンテーションを行った。トップバッターの中川法務部長は、バッグブランド「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE以下、バオ バオ)」の模倣品対策の歴史を説明。その過程で「バオ バオ」の特徴でもある、三角形のタイルのようなピースを並べた図柄を商標登録するに至ったエピソードなどを披露した。

続いて登壇した内山部長によると、ソニーにデザイン室(現在のクリエイティブセンター)が誕生したのは1961年のことだという。当時から現在に至るまでクリエイティビティーを重視したモノ作りに取り組む同社の関連では、製品そのものはもちろんのこと、パッケージデザインに至るまで模倣品が出回っている。また、同社の模倣品の90%は中国製のため、中国で開催される世界最大規模の家電製品の展示会を視察し、模倣品が出品されていないかをチェックし、欧米等の企業が中心となって構成された中国外商投資企業協会の優良ブランド保護委員会(QBPC)で電化製品ワーキンググループのリーダーを務めているという。

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最終更新:7/16(火) 21:05
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