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サイクルツーリズムで訪日客 自然豊かな地方ほど商機

7/17(水) 7:47配信

NIKKEI STYLE

長野県や県内の観光事業者などは自転車を使った観光振興策に乗り出す。協議会を6月18日に設立した。自転車利用者にターゲットを絞った観光サイトを今秋にも立ち上げるほか、イベントの支援なども担う。北アルプス周辺や諏訪湖など豊かな自然を巡るサイクリングは訪日外国人客らに人気だ。長野県などは「サイクルツーリズム」を信州観光の新たな柱に据える。
協議会は「ジャパンアルプスサイクリングプロジェクト」で、代表は2000年のシドニー五輪でマウンテンバイク日本代表だった一般社団法人ライド長野(長野県松本市)の鈴木雷太代表理事が務める。
協議会事務局はライド長野に置く。協議会には軽井沢観光協会や白馬村、近畿日本ツーリスト関東松本支店なども参加する。
19年度の事業費は609万円を見込む。長野県が全額を負担する。
同プロジェクトは10月をめどに専用の観光サイトを立ち上げる方針だ。サイクリングコースやトイレの設置場所、周辺観光施設などを紹介。空気入れや工具などを備えたサイクルステーションや自転車利用者が利用しやすい飲食店などの情報も提供する。
このほか、観光関連イベントの開催支援や、サイクリングコース整備への助言なども行っていく。将来は自転車を活用したツアー商品の開発・販売支援なども手掛ける考えだ。自転車関連の団体や事業者のつながりを強化することで、広域的な情報発信やイベント開催につなげる。
長野県は3月、自転車の観光への活用や安全な自転車利用のための「自転車活用推進計画」を策定した。22年度までに県内全域を周遊する700キロメートルのサイクリングコース「ジャパンアルプスサイクリングロード」を整備するとともに、県が管理する道の駅には自転車置き場や自転車利用者の休憩スペースも設置する計画だ。
観光のほか、健康や環境保全関連の政策に自転車の活用を取り入れる県内自治体は18年度に32市町村だったが、県は22年度に全77市町村に広げていく考えだ。自転車で県内全域を巡れる体制を整備することで、観光客の一層の呼び込みなどにつなげていく。

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最終更新:7/17(水) 12:15
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