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話題の新種牡馬ドゥラメンテとモーリス 売れ行き好調なのは

7/17(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 競馬ファンの楽しみは馬券を当てることだけではない。競走馬に出資したりPOGに参加したりすることで“ブラッド・スポーツ”の深奥に触れられる。となれば、種付けの状況や幼駒の取引にも興味が広がる。競馬歴40年のライター・東田和美氏が指摘する。

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 社台、サンデー、GⅠ(クラブ)の募集が一段落。セレクトセールも終わった。馬の価格はもちろん血統だけではなく、実際の出来や、セリの人気なども関係してくる。だが、これからの成長度合いが未知数な1歳馬ならば、とりあえず価格で比べることで何かが見えてこないだろうか。また、これから行われる他のクラブの1歳馬募集の参考にもなるはずだ(セレクトセールではさらに消費税や保険料が加算されるが、ここでは落札価格との比較にしている)。

 まずはディープインパクト産駒。セレクトセールではミッキークイーンの全弟「ミュージカルウェイ」(の18=以下生年は省略)が3億6000万円、サトノクラウンの半弟「ジョコンダⅡ」が2億6000万円、シャケトラの半妹「サマーハ」が2億1000万円、ベストウォーリアの半弟「フラーティシャスミス」が2億円と、日本のGⅠを勝った馬の弟妹が高額で落札されており、ある意味「わかりやすい」結果が出ている。

 これに対しクラブのほうのディープ産駒の募集馬では、アルアインの全弟「ドバイマジェスティ」(1億2000万円)、フィエールマンの全妹「リュヌドール」(7000万円)がGⅠ馬の弟妹。セレクトセールの結果を見ればかなり安いと思えないだろうか。クラブ募集馬のプロフィールを見ると「半姉が英仏マイルGⅠ」とか「母が米GⅠ含む5勝」とか「母が米2歳牝馬チャンピオン」が大半。ディープ産駒は合わせて22頭もいるが、母親が日本で競走生活を送ったというのは1頭もいなかった。サンデーサイレンスの血を持たず、それでいてディープインパクトのお相手ができるほど活躍したヤマトナデシコはいないということなのか。頑張れ!内国産牝馬。

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最終更新:7/17(水) 10:57
NEWS ポストセブン

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