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兄・幸太郎と同様にチームを引き上げる力を持つ早実・清宮福太郎

7/17(水) 17:59配信

週刊ベースボールONLINE

 やはり、持って生まれたスター性がある。

 早実の1年生・清宮福太郎が7月17日、小平西高との西東京大会3回戦で公式戦デビューを飾った。「六番・左翼」で先発出場。第1打席は遊飛に倒れたが、第2打席、4回一死二、三塁から右前へ先制2点適時打。また、6回には左中間二塁打と存在感を発揮し(4打数2安打2打点)、6対0と初戦突破に貢献している。

 前日は試合前に雨天中止。1日の順延を経て、待ちに待った初戦であった。

 春の東京大会はベンチ外。その後、地道な努力が実り、チームからの信頼を得て、今夏は兄・幸太郎(日本ハム)が1年春に着けたのと同じ背番号「19」が与えられた。選手層の厚いチームにあって、自らの実力で「出世番号」を手にしたのである。

 主な高校生で最多となる111本塁打を放った4歳上の兄は左のスラッガーだったが、弟は右打者(右投げ)。180センチ、92キロと堂々した体格で、打席でのオーラは1年生とは思えない風格。第1打席は引っ張りにより凡退した反省を、第2打席では逆方向と修正能力の高さを見せている。

 この日は父・克幸さん(日本ラグビー協会副会長)の52歳の誕生日だった。兄・幸太郎の1年夏の初戦(3回戦、対東大和南高)は、2日間の雨天順延を経て、父の誕生日翌日に3打数1安打1打点というデビュー戦だった。2015年夏、1年生三番・清宮が起爆剤となった早実は5年ぶりの甲子園出場で全国4強進出。兄が4年前、夏初戦に戦った同じ八王子で弟も、インパクト十分の打撃を披露したのである。福太郎にもチームを引き上げるだけの「キャラクター性」と「実力」が伴っており、快進撃の予感がする。

 4回戦は連戦となる18日(対田無工高)。16強入りへ、見逃せない戦いが続いていく。

写真=桜井ひとし

週刊ベースボール

最終更新:7/17(水) 18:25
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