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これからは心を動かす店に人が集まる

7/17(水) 5:00配信

商業界オンライン

  スマホの写真データを見返していて、気付けば最近私が訪れている店は、現地でふらっと立ち寄るよりも来店前に名前や場所、メニューなど何らかの情報を調べている比率の方が高いことに気付きました。

 調べる情報を具体的に挙げると、最近ではもっぱら子供連れでも行きやすい雰囲気の店かどうかです。例えば飲食店を選ぶとき無意識に見ているのは、静か過ぎないか(多少子供がうるさくしても迷惑にならない雰囲気なのか)、カウンター席以外にもテーブル席はあるか、白米や麺類など子供にも食べやすいメニューはありそうかなどです。

 他には、自動車で出掛けるなら近辺に駐車場があるか(より正確に書けば、店舗の駐車場情報があるか)、電車での移動なら最寄り駅からのルートや経路を調べています。

 これは、子育てによって私が飲食店に求める考え方が変わったことも影響しているとは思います。ただ調べる内容は異なれど、「店に入る前」に店名を検索した経験はほとんどの人がしているのではないでしょうか。

 今の日本は選択肢がとても多いです。特に東京をはじめとする都心では、飲食店だけでも和洋中あらゆるジャンルがあります。安価なチェーン店、個人が営む個性的なカフェ、大勢で利用しやすい居酒屋、少人数の会食で重宝するレストランなど、比較サイト内だけで絞り込んでも選択肢が豊富にあります。

 利便性がある程度満たされると、人はどうやって自分の行く店を選ぶでしょうか。価格や店の広さ、知名度などいろいろな基準がありますが、私は最近の傾向として「店に行くだけの理由」を求める人が多いのかもしれないと思いました。

 今はわざわざ外に出掛けなくても、家庭内で日々を楽しめるアイテムがたくさん用意されています。何か食べたいならデリバリーサービスが充実していますし、日用品の買物ならネット通販、娯楽ならスマホアプリや動画配信サービスで1日中楽しむことができます。

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最終更新:7/17(水) 5:00
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