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インセンティブ制度のメリット・デメリット

7/17(水) 7:30配信

日本の人事部

インセンティブには、大きく二つの意味があります。

1.やる気を引き起こさせるような刺激、動機付け
2.個人の成績に応じて支払われる報奨金

広義では、意欲を引き出すための動機付けとなる刺激を外部から与えることをインセンティブと表現します。狭義では、たとえば営業実績に応じて支払われる報奨金やボーナスのように、目標達成意欲を引き出す報酬そのものを指します。
人事領域におけるインセンティブとは、主に仕事の業績に応じて報酬を与える評価制度のことを言います。近年では単に業績連動で報酬を与えるだけでなく、個人の価値観とリンクさせながら、組織全体の生産性を上げるインセンティブ制度を取り入れる企業も多くなっています。
たとえば動機付けを行う表彰制度、福利厚生、キャリア研修や昇給など、広い範囲でインセンティブ制度が導入されています。

ここでは、インセンティブ制度のメリット・デメリットについて考えます。

■メリット1 社員のモチベーションを上げる即効性が高い

インセンティブ制度では、チームや社員に最適な評価サイクルを設定できます。そのため、業績と連動するボーナスよりも、短いスパンで社員のやる気を刺激できます。たとえば、月ごとに営業成績で表彰されるMVPや、週の成約数で報酬が変動する制度は、起爆剤のように社員のモチベーション向上に影響を与えます。

■メリット2 やるべきことが明確になる

インセンティブ制度を実施するときは、評価する行動や具体的な指標を決めます。そのため、上司によって評価基準が異なるといった混乱を避けられると同時に、目標達成のために取るべき行動が明確になります。
勤続年数で利用できる特別休暇や、ライフプランで働き方が選べる制度も同様の考え方で設定します。たとえば「なりたい自分」「理想の働き方」に対して条件を明示することで、目標達成へのモチベーションが上がります。

■メリット3 求める人物像や行動が明確になる

インセンティブ制度は、会社がどのような人材や行動を評価するのか明言することと等しいものです。たとえば、表彰される社員は何を評価されているのか具体的に分かるということは、企業の方針を社員に浸透させるうえで効果的です。また、採用においてロールモデルを示す際にも役立ちます。

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最終更新:7/17(水) 7:30
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