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「指紋」や「顔」の次は「行動」で個人を特定する?続々と開発される次世代認証技術の勝者はどれだ

7/17(水) 19:49配信

FINDERS

誰もが生体認証を当たり前に使う時代に

いま、認証技術が面白い。思いもよらぬ認証方法が続々と開発されており、群雄割拠時代を迎えているのだ。勝ち残るのはどれか、注目していきたい。

生体認証対応のATMやスマートフォンの普及で、指紋認証や顔認証、虹彩認証、静脈認証などを誰もが当たり前のように使うようになった。いちいち暗証番号を入力する煩わしさから解放されたと、その便利さを痛感している人も少なくないだろう。

利用時に認証を必要とするサービスやアプリ、機器が増加の一途をたどる中で、使い回しすることを避けねばならない暗証番号やパスワードによる認証方法が、すでに限界に達していたことも生体認証普及の背景にはあった。

その安全性の高さは、高度なセキュリティレベルを求められる金融機関が積極的に導入を進めていることからも分かる。

次世代の認証方法は「行動の傾向」?

生体認証技術は個人識別技術と言い換えることもできる。

現在、スマートフォンなどで広く利用されている「指紋」や「顔」による認証は、長年、犯罪捜査や不審者の警戒などに用いられてきたきた個人の識別方法でもあるのだ。

ということは、その他の犯罪捜査などに用いられている手法が、認証技術として活用されることが期待できるのではないだろうか。そこで、指紋や顔以外の個人の識別法や被疑者を絞り込む手段として利用されている方法を考えてみると……。

テレビの刑事ドラマなどでお馴染みの鑑識・科学捜査で用いられる方法には、遺伝子情報、血液型、声紋、歩き方、行動の傾向などがある。一見、どれもネット上で提供される各種のサービスや機器へのログイン時に利用する個人認証技術としては適しているとは思えないのだが、このうちの1つを認証方法に採用しようと模索するところが出てきた。

それは「行動の傾向」だ。

生体認証には、指紋や瞳の虹彩といった人間の身体的特徴の他に、癖や行動的特徴も含まれる。これを、認証に利用しようというのだ。類似の応用例としては、いつもの購買傾向と異なる買い物をした際にアラートを挙げる、クレジットカードのセキュリティシステムがある。

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最終更新:7/17(水) 19:49
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