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【昭和の名車 31】ダイハツ フェローMAX SSは当時の軽最強エンジン、最高出力40psのZM5型を搭載したヤンチャなヤツ

7/17(水) 6:30配信

Webモーターマガジン

ダイハツ フェローMAX SS:昭和45年(1970年)7月発売

昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。

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1970年(昭和45年)4月、ダイハツ フェローはフルモデルチェンジでボディを一新。駆動方式をFRからFFに改め、車名も「フェローMAX」としてデビューした。

ロングノーズ&カムテールのボディは2ドアのみで、サスもフロントがストラット、リアはセミトレーリングアームの4輪独立懸架となった。

同年7月、スポーツ系のトップモデルとしてSS(スーパースポーツ)を追加した。搭載エンジンは水冷、2サイクル2気筒、356cc、ツインキャブで40psのZM5型で、これはミニカ70SS/同GSSの38psを抜く、当時の軽ではもっともパワフルなエンジンとなった。最高速も120km/h、0→400m加速は19.8秒を記録した。

この頃、前述のミニカ70GSS(38ps)、ホンダ NIII360T(36ps)、フロンテSSS(36ps)などに対するパワー面の劣勢をはね返すべく、ダイハツから発売されたのがフェローMAX SSだった。

11.0と圧縮比を高め、軽自動車最強の40psをマークしたが、ピークパワーの発生は7200rpmと高回転側に振られたため、低回転域はスカスカ。常に高回転をキープした走りを強いられた。

装備は木目ナルディタイプのステアリングホイールにタコメーター、スポーティホイール、コンソールボックス、デュアルエキゾーストパイプなどを標準装備とした。
同じ40psエンジンを搭載して装備を簡素化した「S」も設定された。シングルキャブ仕様のファミリータイプは33psのZM4型を搭載した。

1972年、排出ガス規制対策でSSはデチューン版のZM13型、37psに換装。ファミリータイプはZM12型の31psとなった。

さらに1975年2月、37psのZM13型は廃止、31psのZM12型のみとなり、SSも生産中止。高出力、高性能化にハッキリ背を向けた軽自動車をいかに売るかという路線転換によるものだった。

ダイハツ フェローMAX SS 主要諸元

・全長×全幅×全高:2995×1295×1295mm
・ホイールベース:2090mm
・車両重量:465kg
・エンジン型式・種類:ZM5型・直2 2サイクル
・排気量:356cc
・最高出力:40ps/7200rpm
・最大トルク:4.1kgm/6500rpm
・トランスミッション:4速MT
・タイヤサイズ:5.20-10-4PR(135SR10)
・車両価格:39万8000円(ラジアルタイヤ装着車は40万8000円)

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最終更新:7/17(水) 6:30
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