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浮いたかつらの中身はコカイン 悪目立ちした男が逮捕される

7/17(水) 8:31配信

ニューズウィーク日本版

怪しまれないとでも思ったのか......

スペインのバルセロナにあるエル・プラット国際空港で不審な男に視線が集まった。英紙イブニング・スタンダードによると、コロンビア国籍のこの男はボゴダ発のフライトで、バルセロナに到着。入国審査で、いささか緊張した面持ちだったという。

頭にコカインを隠していた女

しかし何よりも目を引いたのは、男の頭部。不自然に膨らんだかつらを装着しており、これを不審に思った警察は職務質問を行った。

警察が男にかつらを外すよう指示すると、観念した男の頭にはしっかりと封をされた包みがテープで固定されていた。髪の毛以上の存在感を放つ包みの中身はコカインだった。地元警察が16日に発表した情報によると、コカインの量は503グラムで末端価格は33万ドル(約360万円)に相当。 「麻薬密売人たちの創意工夫は尽きない」とコメントした。

かつら作戦は過去にも

密輸業者がかつらを利用したケースはこれが初めてではない。英ガーディアンによると、2014年にスペインの空の玄関口であるマドリッド・バラハス国際空港で900グラムのコカインをかつらに縫い付けていた女が逮捕された。このほか、1.7キログラムの麻薬の包みを乳房に埋め込んで密輸を図ったケースも報告されている。

スペインはEUで6番目に大きなコカイン消費国とされており、昨年バルセロナのエル・プラット空港で押収されたコカインは100キロを超える。大麻(マリファナ)の消費も多く、フランス、イタリア、チェコに次ぐ第4位の消費国。

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

最終更新:7/17(水) 8:31
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