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バイク業界の将来を担う、二輪整備士を目指す若者たち

7/17(水) 15:15配信

WEBヤングマシン

バイクのメンテナンスや修理を行う業務は、顧客の財産と安全を守る大事な仕事だ。分解整備を行うには国家資格が必要で、整備専門学校などに通って学び、資格を取得する若者が多い。そのような志に対し、二輪車メーカーと提携しての授業や課外活動に特色を打ち出し、二輪整備士の養成施設として学生の人気を呼んでいる学校がいくつかある。それらの学校を訪ね、二輪自動車整備士(二輪整備士)を目指す学生たちに将来への夢を語ってもらった。

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二輪整備士の就職率はほぼ100%

バイクの分解整備を行う事業者になるには、全部で14種類ある自動車整備士の資格のうち、「二輪自動車整備士」以外の資格でも可能だ。しかし、バイクの整備を生業にするならば、やはり二輪に特化した二輪自動車整備士の資格(三級ないし二級)を取得することが望ましいだろう。

国土交通省自動車局整備課によると、二輪整備士の試験合格者は過去累計で三級資格が約3万人、二級資格が約1万4,000人(*注)。2018年一年間の試験合格者数をみると、三級が約190人、二級が約480人という実績だ。同課では、「自動車整備士全体の受験者が年々減少しているなかで、二輪整備士は過去15年間をみても一定の水準で推移しています」と話しており、人気は安定している様子。

また、今回訪ねたどの整備専門学校も「二輪整備士となれば就職率はほぼ100%」と話しており、就職先に困らない安心感が人気の追い風になっているようだ。

(*注)整備士の資格は更新制ではないため、永久付与となる。このため資格の保有者数は不明。

二輪整備専門の学科が人気――YIC京都工科自動車大学校

自動車整備の実務経験がない人を対象にした整備士養成施設は、専門学校など全国に約230校が指定されている。このうち、二輪整備士を養成可能な施設は約80校あるが、二輪車に特化した学科を持つ学校はわずか数校しかなく、そのひとつが「YIC京都工科自動車大学校」(京都市下京区)の二輪自動車整備科(2年制)だ。

同校教務課長の喜多好洋氏は、「この学科では国内外の種類豊富なバイクを教材にしており、さまざまな整備実習を積んで知識と技能を習得することができます。バイクの整備に特化しているので、将来バイク業界で働きたいという学生に最適です。大手二輪車メーカーや大手販売会社にも毎年人材を輩出しています」と話す。

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最終更新:7/17(水) 21:16
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