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ラグビーワールドカップ2019のカギを握る主将のリーチ マイケル「日本ラグビーは強い」

7/17(水) 11:53配信

GQ JAPAN

9月に迫るラグビーワールドカップ2019の日本代表チームを率いるのが、ニュージーランド出身の、この心やさしきごつい男だ。15歳で日本に来て15年。ニュージーランド育ちの彼だからこそ知る日本チームの「強さ」に迫る。

【日本ラグビーのキーマン、リーチ マイケルをもっと知る!】

ジャイアントキリング

世界ランク3位(当時)の南アフリカを破り、“スポーツ史上最大の番狂わせ“を演じた2015年ワールドカップは記憶にあたらしい。ラグビーは対戦する両者の体格差がそのまま勝敗に直結しやすいスポーツであるだけに、フィジカルで極端に劣る世界ランク13位の日本の勝利はまさに“事件“だったのだ。ラグビーファン以外も含めた世界中のスポーツファンを驚かせたあの“ジャイアントキリング“の主役こそが、実は主将のリーチ マイケルだったことはご存じだろうか。ここではあの場面を振り返っておきたい。

試合終了直前、密集で南アフリカが反則を犯し、3点差を追いかける日本にペナルティが与えられた。キッカーの五郎丸歩であれば簡単にゴールを決められる位置だ。これを決めればそのまま同点で試合終了。それだけでも十分に“大金星“と評価されただろう。誰もがペナルティキックを選択するものと思った。

ところがリーチ マイケルが選んだのはスクラム。「引き分けでは歴史は変わらない」と、逆転勝ちを狙ったのだ。きっと南アフリカも驚いたに違いない。もし南アフリカが守りきればその時点で試合は終了。“間違った(愚かな)選択“をしたリーチ マイケルはバッシングの的になる可能性すらあったのだ。あの場面、日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズはペナルティキックを指示しており、リーチ マイケルの選択にベンチで激怒していたことはよく知られている。

まずリーチ マイケルにあの場面を振り返ってもらい、「ペナルティが与えられたとして、いまでも同じ選択をしますか?」と訊いてみた。

「もちろんトライを狙います」

さらに、あの場面は興奮状態だったのですか?と質問を続けると、

「南アは俺たちを嫌がっている。弱気になっていると冷静に分析していましたから」と、俯き加減に、静かに、でもきっぱりと答えた。

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最終更新:7/17(水) 11:55
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