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なぜ「不愉快な情報」に目をつぶるのか? 問題解決阻む認識のワナ

7/17(水) 6:31配信

NIKKEI STYLE

《ポイント》
適切な解決方法、解決手段を選択するためには、その問題の本質を理解し、現状を理解し、不愉快な情報も受け入れ、それらのギャップがなぜ発生したかの原因を分析した上で、その原因に対して働きかけることを考える必要がある。

す。「現状黙殺」して、とるべきアクションを誤ってしまった結果(もしくはアクションをとらなかった結果)、問題が起こっているわけです。

目指すべき目標がわかっていて、現状を示す情報が得られ、その差異も得られているのに、それを有効に活用できていない状況です。

どんなに自分にとって不愉快な情報であっても、その情報があることは事実なので、いったんはそれを受け入れる姿勢が大切です。情報自体をなかったことにしても何も改善されませんし、使われない情報は価値がありません。

自分にとって不愉快な情報であっても、それが自らの怠慢やミスによるものとは限りませんから、情報に接して防御姿勢をとる必要もありません。あくまでも情報は現象を示している一つの要素にすぎません。

その情報が示していることが何かを第三者目線で冷静に捉えようとしてみましょう。

情報を扱う際に注意しなければいけないことは、「事実」と「意見」を識別することです。

まずは、客観的な「事実」に基づいた判断をするように心がけましょう。ある部分だけが恣意的に切り取られた「事実」の場合もあります。

「意見」だと識別された情報は、なぜその「意見」が出されたかを考えた上で、扱いを決めましょう。

《ポイント》
得られた情報、予実差異などの情報は、自分にとって不愉快なものであっても、まずは受け入れ、第三者目線でその情報が何を示しているのかを考える。

米澤創一

慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。プロジェクトマネジメントコンサルタント、人材育成コンサルタント。京大卒。元アクセンチュア・マネージングディレクター。著書に「プロジェクトマネジメント的生活のススメ」など。

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最終更新:7/17(水) 6:31
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