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「おなら」の回数を減らすためにできること

7/17(水) 21:01配信

ウィメンズヘルス

プロバイオティクスの摂取量を増やし、人工甘味料を減らすのがいいらしい。その理由とは?

【写真】知っておきたい、「おなら」の原因となる食材6

おならとは?

腸内にたまったガスを体が排出しようとするときは、「ゲップ」として口から出すか、「おなら」として直腸から出すかのどちらかになる。ゲップは主に、「呑気症」といって、空気を飲み込んでしまった結果である。「話しているときや、ガムをかんでいるときに空気を飲み込んでしまう傾向がある人はよくいます」と話すのは、米ニューヨーク大学ランゴーン医療センターの胃腸科専門医であり、臨床医学准教授のリサ・ガンジュ医学博士。「ゲップが出る前に、胃の中にたまった空気がすべて集まります」

一方で、おならの原因はシンプルではないそう。「腸内で細菌や食べ物が発酵すると、胃酸やガスが発生します」と、ガンジュ医学博士。乳糖やグルテン不耐症のような問題を抱えている人も、おならが出やすいとか。仮にあなたの体が牛乳や小麦を消化吸収できるとしても、アブラナ科野菜(ブロッコリーやアスパラガスなど)を食べると、ガスがたまりやすくなることも。なぜなら、これらの野菜に含まれる「フルクタン」という糖類が消化されにくいにもかかわらず、体が分解しようとするからだそう。

おならは我慢しても平気なの?

ガンジュ医学博士が言うには、おならを出さずに我慢していても、健康に深刻な影響をもたらす可能性は低い。しかし、どんなに我慢しても、腸内にたまった余計な空気を体が排出したければ、おならはいつか必ず出る。「気付いていないかもしれませんけれど、人は1日に10~20回はおならをしています」と、ガンジュ医学博士。「おならは、食べ物の消化の正常な副産物です」。お尻に力を入れて、なんとかおならが出ないようにと集中している間はいいけれど、別のことに気が散ってしまえば、途端におならの出口は開いてしまう。「自分のすべきことに意識が戻ると、体はたまった空気を排出します」

結腸に何かしら深刻な問題を抱えている人は例外で、「おならを我慢しても、健康に害はない」という事実に該当しない。「その場合は、障害物があるせいで、結腸が風船のように膨れ上がります」と、ガンジュ医学博士。「腸壁に問題があると、膨れていた結腸が最終的にはじけてしまいます」。しかし、ガンジュ医学博士が言うように、真剣に心配する理由はない。重症な患者でさえ、こういった症状はまれとのこと。

おならを我慢することが、健康に害を与えることはないにしても、不快な気分になるのは当然。ガンジュ医学博士いわく、「おならがたまった消化管の状態を例えると、バルーンアートで動物を作るような、パンパンに膨らませた風船のような感じ」だという。「下流(肛門)に影響を与えるものは、上流(口側)にも影響します」。要するに、結腸など、下部消化管にたまった空気は最終的に上に押し上げられ、おなかの張りや不快感を伴う。

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最終更新:7/17(水) 21:01
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