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長期乗らないクルマはどうするのが正解? 放置すると「腐る」といわれるガソリンの正しい扱い方とは

7/17(水) 11:40配信

WEB CARTOP

しばらく給油されていないと自動でメンテナンスするモデルも

 大切に乗ってきた愛車などを乗らずに長期的に保管するときに気になるのがガソリンの問題だ。

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 また、最近のハイブリッド車では燃費性能が大きく向上しているため、週末しか乗らないような使い方をする人は前回給油した日付を忘れてしまうほどガソリンが減らないということもあるだろう。

 実際、三菱アウトランダーPHEVでは、約3カ月間燃料が1回に約15リッター以上給油されていないと、エンジンや燃料系部品のメンテナンスのため、クルマを起動した際に自動的にエンジンが始動するエンジンメンテナンスモードが組み込まれており、再度15リッター以上給油するまで解除されないようになっている。

 じつはあまりアナウンスされてはいないものの、ガソリンも時間経過によって劣化してしまう。新しい状態では透明度の高いガソリンだが、劣化が進むにつれて色が茶色から黒へと変化し、ドロドロとした不純物が発生し、なんとも言えない悪臭を放つようになってしまう。

 言うまでもなくその不純物が燃料ラインや燃料噴射装置などに詰まってしまえば不調の原因となってしまうので、古い燃料が入ったままの車両を再始動させるときは注意が必要だ。

 一度給油口を開け、慎重に臭いをかいでみて一般的なガソリンの臭いとは明らかに異なる異臭がした場合は、セルを回す前に燃料タンクの古い燃料を抜くことを考えた方が賢明だろう。

ガソリンタンクを空にしておくのもクルマを傷める可能性

 では、長期保管をするときは燃料タンクを空にしておくのがいいのか、というと一概にそうとも言えないのである。最近の車両は樹脂製の燃料タンクを採用していることが多いが、旧車ともなると燃料タンクも金属製のものが多い。

 金属製ということは腐食する可能性があるということであり、それであればガソリンで満たされているほうが安心と言えるのだ。また燃料ポンプなども同様にサビの発生を防ぐためにはガソリンに浸かった状態のほうが好ましいだろう。

 ということで、やむを得ず長期間クルマを動かさずに保管するときは、なるべく燃料は多めに入れておき、再始動させるときは古い燃料をすべて抜いてフレッシュなガソリンに入れ替えるというのが机上で考えるベストの方法と言える。

 今では燃料の劣化を抑えるケミカルなども多数存在しているので、そういったものを併用することで、より長期間の保管ができる可能性もあるが、万能ではないので自己責任でお願いしたい。

小鮒康一

最終更新:7/17(水) 18:22
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