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ズボラなオーナーは避けるのが正解! 最近多いクルマのマットカラーに潜む維持の難しさ5つ

7/17(水) 18:01配信

WEB CARTOP

輸入モデルを中心に純正採用も増えてきた

 2トーンカラーや多層コートなど、塗装のバリエーションは増えているし、機能もいろいろと増えてきた。なかでもプレミアムモデルで注目なのが、マットカラーだ。

【写真】マットブルーを身にまとったAMGの最強4ドア

 マッドだと泥とかの意味になるが、この場合のマットはザラザラという意味で、マットカラーはつや消し塗装のことを指す。黒やガンメタなど渋い色味になってとてもかっこいいが、じつは日常的に維持するのは大変だったりするのだ。

1)ワックスは基本ダメ

 ワックスはツヤを出すものだけに、マットカラーとは機能が正反対。もし塗ったとすると、ムラムラのギラギラになってすごくみっともない。塗るなら、なんとも矛盾するがツヤが出ない専用ワックスを使って塗装を保護してやる。

2)洗車も優しく

 ザラザラゆえ、汚れが付きやすいが、洗車も大変。基本は水で流すだけ。シャンプーもワックスと同じように使用は避けたほうがいいとされている。

 カーシャンプーには、コンパウンドなどが配合されていることが避けたほうがいい理由。水で流して柔らかい布(専用のものが純正で用意されていることも多い)で優しく拭き上げるのみ。車庫保管であまり乗らないクルマ向けかも。

3)鳥フンなどに注意

 鳥フンは放置すると塗装を侵すというのは知られているところだが、マットカラーだとなおさら厳しい。あっという間に塗装に浸透してシミになり、跡が取れなくなってしまう。また、水アカも同様で塗装内に浸透しやすい。

4)夏のゲリラ豪雨にも注意

 ザッと降って、急に晴れると問題なのが、水滴のレンズ効果によって集められた日光が塗装を焼いてできるシミ。普通に乾燥しても、カルシウム分が残って丸い輪ができる。通常で後者は落とせるが、マットカラーだと食い込むので落としにくいし、落ちないこともある。

5)補修が大変

 板金は問題ないとして、オールペンして全部塗り替えるならいいが、部分的な補修塗装はとにかく大変。想像に難くないが、色が合わないだけでなく、マットの風合いが合わないので、トライ&エラーとなることが多い。

 以上、なんとなくかっこいいからで買うと手間がかかるというか、痛い目に遭うのがマット塗装。なにかあれば剥がしてしまえばいいラッピングで楽しむのがいいが、こちらも塗装が経年劣化していると、剥がすときに一緒に剥がれてしまうので要注意だ。

近藤暁史

最終更新:7/17(水) 18:01
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