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「一番大きな功績は出産」発言の対極にいる小泉進次郎は「普通の人々」の味方なのか

7/17(水) 8:03配信

文春オンライン

聴衆に歩み寄る小泉進次郎スピーチの真骨頂は「土と緑」にあった から続く

 政界という場所には、結婚や出産、子育てに悩む世代と異なる感覚や価値観を持ったセンセイたちがいらっしゃる。個人や家族の事情を国家の都合でしか解釈できず、上から目線でセピア色の持論を説きたがる「昭和おじさん」が少なくない。選挙が始まると、彼らは街にやってくる。普段は接することのない、地べたで暮らす人々の前に立った瞬間、その地金は露呈する。

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 なかでも、この参院選の大きな争点となっている社会保障問題は、「昭和おじさん」にとっての鬼門だ。今回も自民党三重県連の会長を務める国会議員(68)がやってくれた。マイクを握りながら「(応援する女性現職にとって)6年間の一番大きな功績はですねぇ、子どもをつくったこと」と言い出したのだ。

 私はその報道を知って、「これぞ自民党だ」と思った。

自民党の「昭和おじさん」とは一線を画する発言

 一方、小泉進次郎は今回の全国行脚で「自民党らしくない発言」を続けている。

「(会場には)赤ちゃん連れの方も多く来ています。これから出生率を上げようかと目標を立てていますが、私は必要ないと思う。これよりもやらなきゃいけないことは、産みたい、子どもを育てたい、そういう人たちの希望が叶うお金の使い方、政策の進め方。だから、今年の10月に消費税が10%になって、幼児教育・保育の無償化が始まる。3歳から5歳、無料。それは第一歩にすぎません。

 子どもを預けたい時に預けられる。そういうことを、将来への投資をどんどんしなければならない。そして、産むか、子どもを育てるかは、そういう判断も国が押し付けるのではなくて、国民一人ひとりの選択がしやすい社会をつくっていく。出生率の目標を立てても人口は増えないんだから、だったら増えないことに嘆かない国づくりをする時代なんです」

 出生率に基づいた少子化対策を否定する。この姿勢は小泉の持論に過ぎず、「昭和おじさん」が幅を利かせている自民党の方針ではない。

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最終更新:7/17(水) 8:03
文春オンライン

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