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30代で発症することも!?「若年性白内障」のチェックポイント

7/17(水) 7:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

「ものがぼやけて見える」「目がかすむ」「光がいつもよりもまぶしい」など、気にはなりつつも、見過ごしてしまっている「目」についての悩みはないでしょうか。そんな悩みを抱えたままでは、日々の不安が募るばかりです。本連載では、白内障・緑内障・網膜剥離手術に強みをもつ、はんがい眼科・院長の板谷正紀氏が、眼病の症状やその対処法について解説します。

加齢以外の原因により発症する「白内障」も

白内障は加齢でかかることが多い病気ですが、若くしてかかる場合もあります。特に、水晶体の中身を包んでいるふくろのことを囊(のう)といいますが、ここが濁る「前囊下(ぜんのうか)白内障」や「後囊下(こうのうか)白内障」は、加齢以外の原因でかかりやすい白内障であるため、若くして診断されることがあります。

前囊下白内障とは、囊の前方が濁る白内障の一種で、30代前半から40代という若年性白内障に多くみられます。後囊下白内障は、リウマチなどの膠原病(こうげんびょう)やぜんそくで、副腎皮質ステロイドホルモンを長期間服用している方などに多く発症します。

今回は、前囊下内障と後囊下白内障について詳しくご紹介します。

前囊下(ぜんのうか)白内障の「2つの特徴」

(1) 水晶体の前側が白く、ヒトデ型に濁る

水晶体の構造水晶体は囊(のう)と呼ばれるふくろに包まれており、これを水晶体囊(すいしょうたいのう)と呼びます。

水晶体囊の前方は前囊といい、後方は後囊といいます。このうち前嚢が白く濁るものを前囊下(ぜんのうか)白内障といいます。

前囊下白内障は濁りが中心である瞳孔に集まる傾向があり、ヒトデのような形の混濁になります。

(2) 30代~40代の若年層に多い

前囊下白内障は30代から40代という比較的若い世代でかかることが多い白内障です。

発症の原因としては、アトピー性皮膚炎を患っている方に多くみられます。また虹彩炎(こうさいえん)やぶどう膜炎などの影響で、前囊の細胞が変性してしまうことで生じるとも考えられています。

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最終更新:7/17(水) 7:00
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