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【S】に込められた意味とは? 松田翔太の“変態”演技に注目の映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』

7/17(水) 12:15配信

アニメージュ プラス

7月19日(金)に全国公開される映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』は、石田スイの人気コミック『東京喰種トーキョーグール』(集英社刊)を原作にした実写映画化第2弾。今回は原作コミック、そして2014年から4期にわたって放送されたTVアニメ版の作中でもとりわけ異彩を放ち、ファンの多いキャラクターである、美食家〈グルメ〉の異名を取る月山習(つきやま・しゅう)が登場する。月山を演じる松田翔太が体現したその“変態”っぷりも公開前から話題となっている作品だ。1作目から製作を務めるプロデューサー・永江智大氏と、今作で新たにメガホンを執った川崎拓也監督・平牧和彦監督の3人に作品についてのお話を伺った。

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●月山には「松田翔太さんしかいない」という運命的な出会い

――まずは『東京喰種トーキョーグール』の実写映画としては2作目となる本作の製作の経緯からお聞かせ頂けますか? 撮影は2018年10月からということですが。

永江 本格的に製作に入ったのはパート1を公開してから半年後くらい、2018年に入ってからなのですが、脚本にかなり時間を掛けたので、実際に監督のおふたりにも入って頂いたのが2018年の夏くらいからですね。やはり1作目あってこその2作目ではあるんですが、同じことを踏襲したくはないな、というのは監督たちともよく話していました。僕らがやるべきことは、常に新しいものを提供していくことだと思っているので、おふたりにも東京喰種の新しい側面を紡ぎ出して頂ければと思っていました。

――本作では月山がフィーチャーされていますが、この話を2本目に持ってくるというのは最初から決めていたんですか?

永江 パート1が原作でいうと3巻までのお話だったので、思い切って飛ばそうかというのも考えたりはしたんですが、パート1ですごく評価して頂いたのは原作の世界観を大切にしたということだったと思うので、月山編を映画としてアップデートしていくということに特化したほうがいいのではないか、と。原作の4巻・5巻というコンパクトなお話なんですがそれを広げていく、という挑戦をしています。原作ファンの方はコミックスはもちろんですがアニメも観ていらっしゃると思うんですよ。であれば、そういった方々にも楽しんで頂ける作りにしたいと思っていました。

――月山という特異なキャラクターに松田翔太さんをキャスティングしたのは?

永江 なんというか運命的な出会いなのかなと思ってます。誰にお願いしようかというのが最初はそんなに浮かばなかったんですよね。アニメでのあの存在感もあるし、同じことをやっても仕方ないなということもあって。そんなときにふと松田さんを映像の中でお見かけする機会があってパッと「松田さんしかいないよな」と閃いてオファーをしたらご快諾頂けました。

――監督のお二方は月山というキャラクターをどう演出していこうと思われていましたか?

川崎 月山って原作でもアニメでもぶっ飛んだキャラクターじゃないですか。あれをあのまま実写にするのは無理だろうというか、そういうことではないんじゃないかという話は最初にしていましたね。この『東京喰種【S】』という作品をどういう仕立てにしようか、と考えたときに、もうちょっとリアリティのある月山というか、怖くて変態で、みたいなところをちゃんと強調したいと。松田さんからも開口一番そういうお話を頂いて、僕らも全く同じことを考えていたので、それはすごく共鳴したところですね。月山らしさ、といった部分をどれだけ表現できるか、どうやって取り入れるか、ということを話ながらやっていました。

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最終更新:7/17(水) 12:15
アニメージュ プラス

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