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【世界水泳】足は特大30センチ、鯉と泳いで育ったエキサイティングな男・水沼尚輝が見る未来

7/17(水) 10:03配信

THE ANSWER

「世界水泳カウントダウン連載」競泳開幕まであと4日―男子100mバタフライ、メドレーリレー水沼尚輝

 五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(テレビ朝日系で独占中継)が12日に開幕した。なかでも、注目を集めるのは競泳だ。金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。「THE ANSWER」は競泳開幕の30日前からカウントダウン連載を行い、出場25選手のインタビューに加え、特別企画を織り交ぜながら大会を盛り上げる。開幕まであと4日の第27回は、男子100メートルバタフライと400メートルメドレーリレーの水沼尚輝(新潟医療福祉大職員)が登場。家族から「前世は魚?」とも言われる男が、そのエキサイティングな一面を存分に発揮する。

【一覧】男子100メートルバタフライと400メートルメドレーリレーの水沼尚輝はいつ登場? 世界水泳「競泳8日間レース日程」完全版

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 水泳選手になるべくしてなった男だ。6歳の頃、栃木の実家にある祖父が作った観賞用の池で5、6匹の鯉と泳ぐのが好きだったという。その理由を問われた水沼は、どうしてその質問に至ったのか、さも不思議そうに小首を傾げながら言った。

「泳がないわけないじゃないですか。水が好きな子供だったら入りたくなりませんか?」

 池の中で「なんで鯉ってこうやって泳ぐんだろう?」「なんでヌルヌルしているんだろう?」と好奇心をくすぐられながら鯉と一緒に泳ぐ水沼少年の姿を見て、家族は「前世は魚だったんじゃないか…」と言ったほど。水泳に心奪われるのは、時間の問題だったのかもしれない。

 作新学院高に入学した時、3年生には萩野公介がいた。萩野はその年、ロンドン五輪に出場し、400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得。その背中は追う目標とするには十分過ぎる大きさだった。水沼は高校時代はインターハイ決勝にも残れなかったが、新潟医療福祉大に進学し、下山好充監督に師事。ここで徐々に頭角を見せ始め、いつしか日本代表候補に挙がる存在となった。

 特に、ここ1年の成長は目覚ましい。昨年9月の日本学生選手権水泳競技大会で100メートルバタフライの自己新記録51秒98をマークすると、今年1月の南オーストラリア州選手権では51秒90と更新。さらに4月の日本選手権では51秒43とタイムを大幅に縮め、派遣標準記録を0秒04上回って世界水泳の出場権を手に入れた。

 今回、新潟医療福祉大からは女子400メートルリレーの佐藤綾も初代表入り。水沼は「下山監督の指導だったり、その他の栄養指導、トレーニング指導もあって、すべての人たちの支えがあって、やっぱりみんな成長しているんだと僕は思います」と感謝の気持ちを忘れない。

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最終更新:8/3(土) 1:51
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