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角田陽一郎×俳優・高良健吾「『学校の怪談』はいまだにキュンキュンできる」

7/17(水) 6:20配信

週プレNEWS

『さんまのスーパーからくりTV』『中居正広の金曜日のスマたちへ』など、数多くの人気番組を手がけてきたバラエティプロデューサー角田陽一郎氏が聞き手となり、著名人の映画体験をひもとく『週刊プレイボーイ』の連載『角田陽一郎のMoving Movies~その映画が人生を動かす~』。

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今週は映画『蛇にピアス』『ソラニン』などの作品で知られ、今月19日に最新作が公開される俳優の高良健吾(こうら・けんご)さんが登場!

* * *

──子供の頃に見た映画で印象に残っているものはありますか?

高良 原風景として自分の中にあるのが『学校の怪談』(1995年)。初めて見たのは小学校2、3年生の頃で、学校でもけっこうなブームになっていましたね。このシリーズは全部好きで、今見直しても面白いんですよ。

──どのへんがグッとくるんですか?

高良 いまだにキュンキュンできるってどういうこと?っていう。見ていてうらやましくなるんですよ。

──ああ、なるほど。ノスタルジックで大人にも人気ですもんね。

高良 いろんな意味で大切な映画になっている気がします。といっても、今の自分につながっている作品かというとそこは違うんですけど。あくまで好きな作品ですね。

──では、影響を受けた作品は?高良 熊本にいた頃に見た作品でいうと、同郷出身の行定勲(ゆきさだ・いさお)監督が撮った『GO』(01年)。同じ熊本の人がこういう映画を作っているんだと衝撃を受けましたね。



──窪塚洋介さん主演で、柴咲コウさんがヒロインの作品ですね。脚本は宮藤官九郎さん。

高良 あと、映画ではないんですけど、僕がこの世界に興味を持ったのはドラマ『私立探偵 濱マイク』(02年)なんです。

──著名な監督が交代でメガホンを取った作品ですよね。

高良 僕が中学校3年生のときに放送されて、「よくわかんねえな」と思いながらもすごく面白くて。気になって監督たちがこれまでに撮ってきた作品を見たんですけど、今までに見たことのない映画だらけだったんです。例えば、青山真治監督の『EUREKA』(01年)とか。訳がわからないけど、それが面白くて。



──俳優になってからはどうです?

高良 柄本佑くんにはいろんな映画を教えてもらいましたね。10代の頃に出会ったんですけど、彼は本当に映画好きで。銀座シネパトスがまだあったときに、ふたりでロマンポルノの2本立てを一緒に見たりして。

そういう意味では、僕が本当に映画のことを好きになったのは柄本佑くんの影響なんですよね。

──監督の持つ世界観が表れている作品が好きなんでしょうね。俳優として監督と対峙(たいじ)する上で大事にしてることはあります?

高良 やる前からいろいろ聞かないってことですかね。実際にシーンが始まる前から「こうしたいです」みたいな話し合いをしない、ということはどの現場でも心がけています。リハや段取りの段階で「こうなのかな?」と自分が思っていることを実際に演技を見せて、そこから話し合いを始める。

──それはどうしてでしょう?

高良 そっちのほうが不安でいいじゃん、って思うんですよ。それに、自分が演じることで今から提示しようとしているものを口で説明するより、リハや段取りで実際にやってみて、監督が「じゃあこうしていきましょう」ってなったほうが、広がる可能性がある気がしていて。話も早いですし。

──今回の『アンダー・ユア・ベッド』の撮影はどうでしたか?

高良 それが違って。現場に行くと必ず監督が待ってくれていて、「今日のシーンをちょっと考えよう」って。

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最終更新:7/17(水) 6:20
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