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「60歳までに2000万円用意しろ…だと?」と思った人のためのマネーハック

7/18(木) 6:31配信

ライフハッカー[日本版]

「老後2000万円問題」が話題になっています。

金融庁が6月3日に公表した「金融審議会 市場ワーキングク・グループ報告書」に、「夫婦の老後資金としては年金以外に2000万円の蓄えが必要」という表記があったことから、物議を醸すことになったわけです。

参院選を間近に控えた時期ということもあり、7日には麻生太郎財務大臣は「表現が不適切だった」と発言。さらに10日には安倍晋三総理大臣が参議院決算委員会で釈明、反論しました。

が、この問題が契機となり、多くの国民が自分の将来のお金の問題について考える必要性を実感したことだけは間違いなさそうです。

だいいち現実問題として、「これから2000万円を用意しろと言われても無理な話」だというかたのほうが多いのではないのでしょうか? そればかりか、「そのためにどうすればよいのか」については、なかなか答えが出しにくくもあります。

そこで参考にしたいのが、『2000万円もってないオレたちはどう生きるか──60歳からのリアル』(岡 久、日本ライフシフト研究会 著、自由国民社)。

著者は、人材開発、働き方改革、労務管理などさまざまなコンサルティングを手がけているという社会保険労務士。

本書では20年以上におよぶコンサルタントとしての実績と専門知識を活かし、さまざまな事例を挙げながら「お金と人生」について知っておくべきことをまとめているわけです。

きょうは第1章「六十歳から“リアル”生活の裏・表!」のなかから、記憶にとどめておきたいいくつかのことを抜き出してみたいと思います。

本当はいくらあればよいのか?

定年後の暮らしについて考えるとき、生活費などお金の面で不安を感じるのは当然。仮に再雇用や再就職できたとしても、給与は大幅に減ることになります。

そのため別の収入先を追加するか、支出を減らす必要に迫られるわけです。

ただし、まずは確かめておくべきことがあるのだそうです。それは、自分自身が満足できる生活をするためには、いったいいくら必要なのかということ。

この件に関しては、「不自由のない生活をするためには夫婦2人で月27万円が必要。そのためには資産が2000万円必要」などと、冒頭の話題につながる話をよく聞きます。

すると当然ながら暮らしや預貯金への不安を煽られてしまうことになりますが、こうした話は気にする必要がないと著者は主張しています。

現在の自分ではどうしようもないことは「ある」からこそ、まずは後悔や未練をあえて封印し、これからできることだけを考えるようにすべきだというのです。

私たちが将来に向かってもらえるであろう年金の平均額は、およそ20万円ほど。ただし少子高齢化のあおりを受け、もう少し下がる可能性のほうが高くなっています。そして、そこから社会保険料や所得税が引かれることになります。

若いころであれば、限られたお金のなかでなんとかやりくりできたかもしれません。しかし今後は、若かりしころより食費や遊興費なども減っていくはず。

「いくら必要だから何をしなければならない」といった強迫観念にさらされて考えるのではなく、これからは限られたお金の中で生活する工夫といったことを考えるとよいでしょう。

必要なことは、巷で氾濫する情報に惑わされずに、まずは自分の現状と生活を確認して、いくら必要で、そしてどのくらい年金がもらえるかを算出すること(41ページより)。

さらには健康第一で無理をせず、やりくりの工夫をする。これに尽きるということです。(39ページより)

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最終更新:7/18(木) 6:31
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