ここから本文です

「家事は妻の仕事」はもう古すぎる。浮き彫りになった『家庭内男女格差』

7/18(木) 12:01配信

ライフハッカー[日本版]

シングルマザーと既婚女性を比べたら、夫がいる女性の家事負担のほうが少ないと思いますよね。ところが、実際には男性と暮らす女性のほうが家事負担が大きいのだそうです!

女性の家事負担、アメリカでも驚きの結果

「Demography」誌に発表された研究では、シングルマザーと既婚女性を比較したところ、 既婚女性のほうが家事を多く行なっており、睡眠時間と自由時間が少ないことが判明しました。

ひとり暮らしや、家族に大人が自分しかいなければ、家事をやるのはしかたがないと思うけれど、家事をする能力がある大人がほかにいるにもかかわらず、妻に重くのしかかる家事負担の現状。これにはショックを受けました。

この研究に携わったMaryland大学の社会学者Joanna Pepinさんは、その理由として、男性がいることで既婚女性の家事量が増えているのではないかと話しています。

また、シングルマザーの場合は家事をする余裕がないほど疲れていること、あるいは子どもが手伝っていることが予想されるそう。

家事負担の男女格差、日本では6倍

家事における男女格差については、アメリカ労働省のデータによると1日平均で女性は2.3時間、男性は1.4時間を家事に費やしているそうです(男性は1.4時間もやっているの!?)。

アメリカの男性は、庭や車の手入れなど定期的に行う必要のある家事を担当し、女性は料理や掃除など日々発生する家事を行なっていると、The New York Timesの記事は述べています。

となると、気になるのが日本の数字。

ちょうど目にしたHarbor Business Onlineの記事によれば、6歳未満の子どもがいる夫婦の育児を含む家事負担時間(1週間あたり)は、男性は1.23時間、女性は7.34時間。その差なんと6倍! 男性は1日では約0.17時間、10分あまりです。

家が散らかっているのは誰のせい?

どうして妻にそんなに負担がかかっているのでしょうか。

The New York Timesの記事では、なぜ女性が家事を多くやるのか、その理由が垣間見られる実験結果が挙げられていました。

「Sociological Methods & Research」に発表されたその実験とは、リビングとキッチンの写真2枚を624人に見せたもの。1枚は部屋が散らかっている写真、もう1枚は片づいている時の写真です。

なんと、散らかっている部屋に住んでいる人が女性か男性かでは、見ている人の反応が変わったのです。

女性の場合は、責任を果たしていないとか、訪問者にはネガティブに思われるだろうと判断されました。いっぽうで、住民が男性の場合は、女性ほどネガティブには思われませんでした。

これを読んだ時は「ひどい」と思ったけれど、自分が被験者だったら同じような反応をするかもしれないとも思ったのです。

1/3ページ

最終更新:7/18(木) 15:01
ライフハッカー[日本版]

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフハッカー[日本版]

株式会社メディアジーン

毎日更新中

ガジェットなどを駆使し、スマートに楽しむ仕事術「Lifehack」。「ライフハッカー[日本版]」では、その言葉を広義に捉え、生活全般に役立つライフハック情報を日々お届けします。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

あわせて読みたい