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英データ保護当局のICO、Cookie規制に本腰を入れはじめる

7/18(木) 17:01配信

DIGIDAY[日本版]

英国の個人情報保護監督機関であるICO(Information Commissioner's Office:情報コミッショナー局)は7月初旬、PECR(Privacy Electronics Communications Regulation:プライバシーと電子コミュニケーションに関する規則)のもとで、Cookieがどのように使用されるべきかについて、単刀直入な警告を発した。その理由は、一般データ保護規則(General Data Protection Regulation:以下、GDPR)の同意に関する規則を反映するように、PECRが更新されたためだ。

昨年以来、GDPRの幅広い解釈と、同意要請メッセージをユーザーに伝える同意管理プラットフォーム(CMP)の標準化の欠如が、結果的に、消費者体験を混乱させてきた。

ICOは、クッキーが広告や他のオンラインサービスでどのように、どこで使われるかについての誤解をなくしたいと考えている。ただ、「不必要な」Cookieを禁止したいのだ。つまり、ユーザーが要求したサービスの提供に必要なクッキーは、ユーザーの同意を必要としないということだ。

「Cookieに関するコンプライアンスは、今後ますます、ICOの規制上の優先事項になるだろう」と、ICOの技術政策担当責任者であるアリ・シャー氏は、最新情報に書いている。今後の措置はすべて相応のものになるが、企業はCookieの監査を実行すべきだと、シャー氏は付け加えている。

ICOが先月、現在の広告ターゲティング慣行はGDPRの下では違法だと警告して以来、アドテク業界はすでに警戒態勢を取っている。今回の最新の指導は、それをもう一段階引き上げるものだと信じる者もいる。

「Cookieの使用に関する新たな指導は、パブリッシャーや広告主、アドテクベンダーへ一様に大きな影響を与えるだろう」と、法律事務所ゴードンズ(Gordons)の弁護士で、技術関連法の専門家であるライアン・グレイシー氏は指摘する。「Cookieの使用をGDPRの同意基準と一致させ、最終的には、企業がオンラインで人々をトラックする方法を変える重大な改定だ」。

ICOが禁止してきたことをここで見ていこう。

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最終更新:7/18(木) 17:01
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