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【昭和の名車 32】ホンダZはスペシャリティカーのコンセプトを初めて軽自動車に導入して当時の若者を魅了!

7/18(木) 6:30配信

Webモーターマガジン

ホンダZ:昭和45年(1970年)10月発売

昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。

【写真】特徴的なリアビューやインパネ、エンジンを見る

軽乗用車では初のスペシャリティカーとして1970年(昭和45年)10月から発売されたのがホンダZだった。

ホンダNIII 360のフロアユニットに“プロトタイプルック”と呼ぶクーペボディを架装。空冷2気筒、SOHC、354ccで31ps、そしてツインキャブ36psのエンジンもNIII 360と共用だった。

グリルより後方に位置するヘッドライト、極めて低いボンネットによる斬新なデザイン。コクピットは航空機さながらのムードを演出し、2プラス2の室内は外から見るよりはるかに広かった。そしてカラーリングの選択肢も多く、カラフルなボディからも用意されていた。

GSは軽自動車では初の5速MTを採用。シフトパターンはレーシングタイプと凝ったもので、ブレーキも前輪がディスクとなるなど、スペシャリティ色が濃かった。

このZシリーズの5タイプのうち、最高級グレードのGSは発売がやや遅れて1971年1月で、エンジンはGTやTSと同じツインキャブの36psで最高速は120km/hという高性能版だった。

軽自動車では初の5速トランスミッションや145SR10ラジアルタイヤ、レーシングタイプの特製バケットシート、パッシングライトなどはGSのみに標準で装備されていた。

Zのサスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアはリーフリジッド、ブレーキはフロントにサーボ付きディスク、リアはPCV付きLT式ドラムを採用した。

このZによって開拓された軽の新しいジャンルであるスタイリッシュ ミニは他メーカーを刺激。1971年5月から9月にかけてミニカ スキッパー、フロンテクーペ、フェローMAX HTなど、軽スペシャリティカーが相次いで登場している。

1971年12月のマイナーチェンジでZはNIIIベースからライフベースに転換、エンジンも空冷からライフの水冷、356ccに換装されて、ホットバージョンのGSはラインアップから消えた。

ホンダZ GS 主要諸元

・全長×全幅×全高:2995×1295×1275mm
・ホイールベース:2000mm
・車両重量:465kg
・エンジン型式・種類:N360E型・直2 SOHC
・排気量:354cc
・最高出力:36ps/9000rpm
・最大トルク:3.2kgm/7000rpm
・トランスミッション:5速MT
・タイヤサイズ:145SR10
・車両価格:46万8000円

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最終更新:7/18(木) 6:30
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