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多分現地より旨い!横浜「いちょう団地」のベトナム料理店4選

7/18(木) 16:05配信

FRIDAY

「いちょう団地」フリークのグルメライター猫田しげるが案内。ネットに載らない穴場も紹介!

突然ですが、「いちょう団地」を知っていますか?

最近メディアでも取り上げられ、もうすぐ埼玉県西川口ぐらいに脚光を浴びるであろうと予測される郊外の団地です。

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神奈川県横浜市の西のはずれ、「小田急江ノ島線高座渋谷」というマニアックな駅からさらに歩いて15分という辺境にある県営団地。境川を挟んで横浜市と大和市にまたがって、約80棟もの高層住宅が整然と連なる街並みは、まるで巨大な要塞都市のようです。

何が凄いって、このいちょう団地、住人約3500世帯のうち約3分の1が外国人。しかも、中国や韓国だけではなく、ベトナム、フィリピン、カンボジアなど10カ国以上の人々が暮らす多国籍タウンなのです。

道を歩く人の顔つきもみな異なり、聞こえてくる言葉も外国語。たまに日本語で話しかけられると逆に「えっ」と聞き返しそうになるほどです。

団地内にある看板も多国語表記です。「バイク進入禁止」も6ヵ国語で書かないといけないんですね。ていうか、バイクで団地内に入っちゃう人もいるってのがなんだか微笑ましいですね。
マンションからは大音量の外国語歌謡曲や、外国語ラジオ、麻雀のジャラジャラする音が聞こえてきて、ここが日本だとは到底思えません。

でも、私がこの街に通う理由は単に外国人と会えるからではありません。タイトルからすでにバレてると思いますが、「ベトナム料理が日本一旨い(猫田調べ)」からです!

ベトナム料理店は、団地内や周辺に5店舗ほどあります。そもそもなぜ10カ国もの人が暮らしているのにベトナム料理しかないのか? という疑問は置いといて、どの店も超絶旨い。日本一というより、現地より旨いんじゃないかと思います。現地行ったことありませんが。

そこで今回は、「自称・誰よりもいちょう団地に通っているライター猫田しげる」が、いちょう団地で食べるべき絶品をご紹介します。

1 初心者大歓迎の絶品食堂「タンハー」

最も賑わっている食堂。食材店併設、というより食材に埋もれてご飯を食べると言ったほうが正しいでしょう。壁や棚に、何に使うのかひとっつもわからない原色パッケージの食材が積み重ねられ、現地の方々が慣れた手つきでカゴに入れています。

店員さんはとてもフレンドリーで、日本語も通じます。メニュー表には「メイ ガー サオ ティユー」「ブン ロー タイ ヘオ」など意味不明の単語が並びますが、「豚の焼肉と揚げ春巻きがのっている細麺のつけ麺のような料理です。ミントがポイントになっています」などと、ものすごく詳しく説明書きと写真があるのでとても助かります。

しかし気が遠くなるほどメニューが多い。100種類はあります。

一つ忠告しておきますが、この店の料理はどれも量がめちゃめちゃ多いです。一人で行って2品とか頼むと笑える量がきますが、なかなか来られない場所なので、オーダーしすぎても後悔はしません。食べ過ぎた後悔より食べなかった後悔のほうが愚かなのです!(名言ですね!)

まずここで食べて欲しいのは、バインセオ。だいたいバインセオってお店に行くと「ベトナム風お好み焼き」と訳されているじゃないですか。あれはテキトーですよ。ここのバインセオは、本場と同じように皮に米粉を入れて揚げ焼きにするので、生地はバリバリ、揚げ物並みに油っこくて美味しい! お好み焼きなんて生ぬるいもんじゃないクリスピー感です。

間にはモヤシとチャーシュー。なんと手で生地をちぎり、別添えの野菜を挟んでタレにつけていただくのが正当だそうです。ワイルド~!

冷静になって周りを見回すとほとんどの人が旨そうな麺料理を食べています。それが「ブン ティット ヌング チャー ジョー」(豚肉と揚げ春巻きのせ麺/700円)。

細めのビーフンにチャーシュー、どっさりの野菜、揚げ春巻きなどがのっていて、甘酸っぱいスープをかけて食べる混ぜ麺です。麺は噛み応えがあり、甘辛い濃いめの味の豚肉とピッタリ。米の皮で巻いた揚げ春巻きのサクサク食感もたまりません。これで700円とは感激です。

さらにもう一品、あまりお目にかかれない「バンクォン」(蒸し春巻き)も食べておくべきでしょう。

米粉とタピオカ粉で作ったクレープ状の生地で野菜や肉そぼろなどを包んだ春巻きで、甘めのニョクマムダレに付けていただきます。ベトナムのソーセージなども添えられ、香草がアクセントになっています。春巻きは想像を絶するほどの弾力で、若い女性の肌のようにむっちりプルプルです。って下品な例えですみません。女なのに。

「タンハー」で尺を取りすぎたので、以下は駆け足でいきましょう。次の店の前にちょっと紹介したいのが、32号棟の1階にある「いちょうマート」。

ここは、居酒屋、理容室、花屋などが並ぶゆるい空気の商店街で、特に食材店「シーワント」の現地感は半端ではありません。タイ、ベトナム、中国、中南米など、よくぞこんなに集めたなと驚くほど多国籍な食料品が売られています。チリソースだけでも15種、ナンプラーだけで10種、ビーフンに至っては50種ほど。こりゃ周辺の飲食店も現地に近い味になるわーと納得させる品揃えです。冷凍肉や見たことのない野菜などもありますが素人にはちょっと手が出ません。

ちなみに向かいある「中国菓子」と看板を掲げた店も気になりますが、磨りガラスで中が全く見えず。さすがの私も入店を断念しました。

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最終更新:7/18(木) 17:34
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