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新型N-WGNはN-BOXより“お得”が最大の魅力!? 現代のライフステップバン&トゥデイに注目だ!

7/18(木) 21:09配信

GQ JAPAN

バカ売れN-BOXに対しN-WGNは?

2019年7月18日、ホンダの2代目N-WGN(エヌワゴン)が発表された。2019年8月9日に販売開始される。ニッポンでもっとも売れている軽乗用車、ホンダ「N-BOX」のプラットフォームをベースとするベーシック・カーである。

シュリンクしたとはいえ、おおよそ500万台の自動車市場がわがニッポンにはあり、このうちのおよそ200万台、4割が軽乗用車で、新車販売における軽カーのシェアが右肩上がりで増えている。

これは東京はるか郊外の筆者の自宅周辺でも実感出来る。数年前まで普通車だったお隣も、そのお隣のお隣も、軽に買い換えているのです。じつはわが家も……。

読者諸兄もお気づきのように、現代の軽乗用車市場の主役はN-WGNが所属する“ハイトワゴン”(スズキ「ワゴンR」や、ダイハツ「ムーヴ」など)と、N-BOXの“スーパーハイトワゴン”(スズキ「スペーシア」や、ダイハツ「タント」など)である。両セグメント合わせて、じつに8割を占めるのだ。

2011年にデビューしたN-BOXは2017年の夏に2代目に生まれ変わったわけだけれど、2018年から2年連続で「日本一売れているクルマ」、4年連続で「軽4輪の販売台数第1位」という栄冠を手にしている。2018年の販売台数はおよそ24万台を誇る、ホンダの看板モデルだ。

一方、2013年に登場したハイトワゴンのN-WGNの2018年販売台数は約6万3000台で、軽四輪のベストヒット10に入っているはいるものの、ムーヴやワゴンR等の後塵を拝している。N-BOXに勝てないのは致し方ないとしても、おなじプラットフォームを使っているのだから、N-WGNの開発陣としてはなんとかしたいところである。

よい生活を提供するクルマへ

そこで彼らは、コンセプトやデザインをゼロから見直し、「本当につくりたいのは、よいクルマではなく、よい生活である」と定義し、それを“N for life”ということばで表現することにした。毎日の通勤・通学、毎日の「たいせつ」にとことんこだわる。これを具現化する、という方針を固めた。

N-BOXはなぜかくもお客様に喜んでもらえているのか、身内を研究することもした。2015年と2018年のマーケティング結果を見ると、N-BOX支持の第1位は室内の広さというのはおなじじながら、2018年では2位に予防安全性能、4位に衝突安全性という項目が上がってきているのがわかった。

コストの厳しい制約がある軽ハイトワゴンにあって、安全運転支援システム「ホンダ センシング」を全グレードに標準化するのは、N-BOXユーザーの声を汲み取っての判断なのだ。なかでも、横断中の自転車や街灯のない夜間の歩行者にも対応する衝突軽減ブレーキを採用したのは、ホンダ初という。

また、ブランド戦略に佐藤可士和氏を起用したりもして、“モノ”より“コト”消費の最近の傾向に合わせ、「日本のパーソナルな日常を心地よく過ごせる、ベーシック・カーの新基準をつくろう」と、開発陣は考えた。4ドア・ハッチバックなのに「パーソナルな日常」というのは、N-WGNはひとり乗車が70%を占めているという調査結果による。

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最終更新:7/18(木) 21:09
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