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「ATM婚」と蔑まれて「お小遣い2万円倶楽部」入りする残念な男性の結婚事情

7/18(木) 5:30配信

文春オンライン

シングルマザーも実家太けりゃ問題なし

 ということは、非日常の中で「より良い伴侶を選ぶ」ことを考えて、女性は自らの価値観で「自分よりも高い収入をもっている男性と結婚したい」なぜならば「結婚した後でお金に困る生活をしたくないから」という内閣府の調査結果は、皮肉にも古い日本の価値観をストレートに体現することになります。夫のほうが収入が多いことを期待し、それは経済は夫、家庭は妻という従来の日本文化の踏襲以外の生活を想像していないことになるので。

“恋愛結婚というパッケージ”が日本の夫婦をおかしくする<最終回>【#FocusOn】
https://wome.jp/articles/2420

 身の回りのシングルマザーで、どちらかというと経済的に楽な人たちというのは、実家が太い(なぜか不動産を持ってたりする)とかしっかりとした専門を持っていて、高給取りで子ども2人ぐらいなら余裕で育てられるという前提になっている。もちろん、稼ぎ頭の夫がいなければ貧困まっしぐらのシングルマザーも少なくないのですけど、同じシングルでも同じように貧困であり可哀想という枠でくくるのはむつかしい時代になっていると思うんですよね。

 結婚とお金の問題は切っても切れないものですが、似た価値観で幸せに末永く暮らせる人を探すことのむつかしさってのは意外に針の穴を通すぐらいのものなんだろうと漠然と感じます。そのうち、ATM男解放運動でも始まるんじゃないでしょうか。

山本 一郎

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最終更新:7/18(木) 9:06
文春オンライン

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