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巨人・原監督は勝つための采配をしている。でも、後半戦はまだ分からんよ【岡田彰布のそらそうよ】

7/19(金) 10:00配信 有料

週刊ベースボールONLINE

前半戦を終え、9.5差。あの2008年と同じや

四番の岡本にも、迷うことなく送りバントのサインを出した原監督。今年絶対に優勝するという采配をしているし、見事やね

 前半戦を終え、セ・リーグの首位と2位の差は9.5ゲーム。大差よ。でもネ、勝負事は何が起こるか分からない。今年はまったく同じ状況を経験したからこそ、オレは、そう語ることができる。

 今から11年前……そう、何度も書いているが2008年シーズンやった。阪神は開幕から快調に飛ばした。気がつけば折り返し時点で首位独走。2位巨人に9.5ゲーム差をつけていた。それでも気のゆるみはなかった。とにかく一つずつ貯金を増やしていく。それを考えていた。ただ一方で、確信めいたものがあった。優勝できる。2005年に続いてのVの自信はあった。それくらいの気持ちになれる大きな差やった。

 ところが事態は一変する。後半戦ウチは貯金を減らすことがなく、ほぼ5割のペースで戦った。これなら大丈夫……とオレは感じていた。忍びよる影を気にしつつも、マイペースを貫くことに集中した。でも、その影はどんどん迫ってきた。“まさか”である。巨人の進撃。勢いは増すばかりで、9.5ゲーム差はアッという間に詰められていく。

 追われる者のつらさ、追う者の強み。これをまざまざと思いしらされた。最大13ゲーム差あったものが、7ゲーム差、5ゲーム差に減っていく。チーム内に漂う焦り。これを振り払うように、原点に戻って戦うけど、負の空気は消えない。表現のしようがない不安感がオレの心を支配した。

「アカン……。このまま巨人にやられるかもしれん・・・ 本文:2,309文字 写真:1枚

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最終更新:7/19(金) 10:00
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