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「論理」と「直感」は最適にミックスする。ニュータイプの思考法

7/19(金) 6:31配信

ライフハッカー[日本版]

20世紀の後半から21世紀の初頭にかけて高く評価されてきた、従順で、論理的で、勤勉で、責任感の強い、いわゆる「優秀な人材」は、今後「オールドタイプ」として急速に価値を失っていくことになるでしょう。

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一方、このようなオールドタイプに対置される、自由で、直感的で、わがままで、好奇心の強い人材=「ニュータイプ」が、今後は大きな価値を生み出し、評価され、本質的な意味での「豊かな人生」を送ることになるでしょう。(「はじめに 『20世紀的優秀さ』の終焉」より)。

著者によれば、これが『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』(山口 周 著、ダイヤモンド社)に込められたメッセージ。

ここでは旧態依然とした思考・行動様式を「オールドタイプ」と位置づけ、対極にある新しい思考・行動様式を「ニュータイプ」として提示しているわけです。

具体的にいえばニュータイプとは、以下のような思考・行動様式を持った人物なのだとか。

このような考え方をもとにした本書の第4章「ニュータイプの思考法ーー論理偏重から論理+直感の最適ミックスへ」のなかから、きょうは8「『直感』が意思決定の質を上げる」に注目してみたいと思います。

論理か直感か

意思決定における「論理」と「直感」に関する著者の問題意識をシンプルに表すなら、「企業の意思決定があまりにも論理偏重に傾くとパフォーマンスは低下する」ということになるのだといいます。理由は大きく3つ。

1つ目は、過度な論理思考への傾斜が招く「差別化の喪失」。

これまで分析的で論理的な情報処理スキルはビジネスパーソンに必須とされてきましたが、正しく論理的・理性的に情報処理をするということは、人と同じ「正解を出す」ということでもあります。

だとすれば必然的に「差別化の喪失」という問題を招くことになるわけです。

2つ目は、分析的・論理的な情報処理スキルの「方法論としての限界」。

複雑で曖昧な世界において、あくまで論理的・理性的に意思決定をしていこうとすれば、いつまでも合理性を担保することが困難になり、意思決定は膠着するということ。

そして3つ目は、論理では「意味をつくれない」という問題。

現在の世界では「役に立つ」よりも「意味がある」ことのほうに高い経済的価値が認められています。

「役に立つ」ということは明確化された問題に対して解決策を提供するということなので、論理や分析が大いに力を発揮することになります。

ただし、「意味がある」という市場において価値を生み出すことは不可能。ゼロからイチを生み出す「意味の創造」は、論理でどうこうできる問題ではないということです。(144ページより)

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最終更新:7/22(月) 22:41
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