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ジャニー喜多川氏から教え子・中居正広に受け継がれた哲学

7/19(金) 16:00配信

NEWS ポストセブン

〈ジャニーズは単なるジャリタレばかりといわれるが、昔は皆ガキであり、へただった。それが磨かれるからスターになる。彼らはそれを小学生のころから続けている。私自身も教わりつつ教えている〉(産経新聞夕刊・1995年6月12日付)

 1999年11月3日には、嵐が『A・RA・SHI』でデビュー。昨年11月から20周年記念の5大ドームツアーを行ない、今年12月までの全50公演で計237万5000人を動員し、日本歴代最大規模になる予定だ。その嵐が2020年限りでの活動休止を発表した今年1月、ジャニー氏はこう話していた。

〈この子たちはどうなるかと思っていたら、(後に)全てを教えられた。みんなを尊敬しています〉(サンケイスポーツ・2019年1月31日付)

 ジャニー氏は何歳になっても、常に“教えられている”と謙虚な姿勢を崩さなかった。時代の変化に敏感で、常に新しい何かを探していたからこそ、若者から学ぼうという精神があったのだろう。

 その考え方は、教え子にも受け継がれている。ジャニー氏が“トークのスキルを最初に見出した”中居正広は、2019年5月2日、深夜放送の『岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にゲスト出演した時、年下のスタッフと接する際の心構えをこう話した。

〈なるべく“普通さあ”とか“一般的にいうと”と言うのを止めるようにしました。僕なんかより10、20くらい(離れてる)人と、自分が今まで使ってきた物差しが圧倒的に違う。なるべく、もの差しを弓なりじゃないですけども、柔軟に、しなやかに持たないといけないなとは思いますね〉

〈僕なんかが若い時に、『俺らの時代はさ』と聞くことがあったとしても、ちょっとまた(今は)違うかなあと。『俺なんかの時代はさあ』と言われても、わからないから〉

 1990年代にアイドルの司会道を切り開いてきた中居は、時代に合わせて柔軟に対応してきたからこそ、2019年の今も『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)、『新・日本男児と中居』(日本テレビ系)、『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)などテレビ5本のレギュラー司会を務めているのだろう。これらの番組は取り上げる話題が毎週異なるだけでなく、出演者の世代もバラバラであり、職種も芸能人だけに限らない。

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最終更新:7/19(金) 16:00
NEWS ポストセブン

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