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青春18きっぷを使い切る、「電車特定区間」の終電調査〈dot.〉

7/22(月) 11:30配信

AERA dot.

 今夏も「青春18きっぷ」の季節がやってきた。普通列車限定(一部区間に特急利用などの特例あり)ながら、JRグループ路線が乗り放題となるこの切符をいかにおトクに生かすかは、ユーザーのアイデア次第だ。1回(1日)分は、24時を過ぎて最初の停車駅まで有効となるが、東京および大阪近郊の「電車特定区間」に限り、24時を過ぎても終電まで使うことができる。つまり、これらのエリアが目的地なら、「青春18きっぷ」を限界まで使い切ることができるのだ。

【表】おトクな旅へ出発!最新版「青春18きっぷ」の超基本

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■最長で97分の乗車がおトクに!

「青春18きっぷ」は、1枚に1日乗り放題券5回分がセットで、1人で5日間(連続していなくてもOK)を使ってもいいし、1枚で5人まで一緒に使うこともできる。1枚の値段は1万1850円なので、1回分あたり2370円以上を乗れば元が取れる計算だ。1回(1日)分の有効時間は、午前0時から24時まで。日付をまたいで乗車する場合には、24時を過ぎて最初の停車駅まで使えるが、東京と大阪の「電車特定区間」なら、24時を過ぎても終電まで使うことができる。

 例えば、中央本線を松本方面から東京方面に向かうと、甲府発22時07分の高尾行き564Mが上り最終で、終点の高尾到着は23時31分。高尾発23時38分の中央線快速東京行きに乗り継げば、24時59分着の東京まで有効となる。この列車は国立と西国分寺との間で日付をまたぐため、西国分寺~東京間がいわばオマケ。電車特定区間特例がなければ550円(32.8km)が別途に必要で、その分がおトクになるとも考えられる。
 そこで、電車特定区間における「特例長距離電車」を見てみることにした(いずれも平日ダイヤ)。まず東京を起点に見ると、中央線快速の高尾行きが第1位。東京発24時20分~高尾着25時37分で、全区間の920円(53.1km)分がおトクになる。中央線系統では青梅行きも健闘しており、東京発23時37分の最終青梅行きが大久保で日付を越え、大久保~青梅間720円(44.3km)がいわばプラスアルファだ(青梅着25時14分)。

 東海道・横須賀線方面では、東海道本線最終の小田原行き(743M・東京発23時54分)に乗ると、大船で横須賀線最終の逗子行きに接続。日付の変わる品川~逗子間の720円(48.1km)がオトクになる。この最終・逗子行きは、東京を23時50分に出発する。日付をまたぐ西大井~逗子間は47.4kmと大船乗り継ぎより短くなるが、運賃は720円で変わらない。

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最終更新:7/22(月) 21:51
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