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投票に行くだけでは充分ではない。20代が語る、「ボクたち世代の責任」

7/19(金) 8:31配信

HARBOR BUSINESS Online

世界は、黙っていても良くなることはない

 ドナルド・トランプ大統領に罵倒された、AOCことオカシオ・コルテス上院議員は、1989年生まれ、ほぼ同世代です。

 この国のトップから「国に帰れ」と言われて、それでも戦い続けている彼女と、我々は同世代です。彼女たちは我々の100万倍理不尽な思いをしながら、それでも社会を変えようと、責任を引き受けている。

 彼らは、世界が黙っていても良くなるわけじゃないと知っているんです。だから戦っている。そうして戦った人たちのおかげで今の我々がある。

 それに引き換え、僕は一体どのような責任を、この社会に果たしているのか。自分を恥じ入る思いです。

「信頼できる政治家がいない」という声があります。

 でも、僕はたったこれだけの文章を書くのにも勇気を必要としている。

 それに比べ、人前で堂々と政策とこの国がどうあるべきかを語り、リスクをとって立候補した彼らはどれほどすごいのだろう、と思うのです。

 いい加減、我々ももういい大人ですよ。我々の世代が黙っていたら、日本はお先真っ暗じゃないですか? いい加減我々の世代が考えて、発信していかなくちゃいけない。

 かわいい猫画像をリツイートするだけではなく、この国がどうあるべきか、語るべきなんです。

参議院選挙の争点

 今回の参院選挙、テレビでは盛り上がりにはかけるかもしれませんが、実はとても重要な選挙だと思っています。

「政治分野における男女共同参画法」が可決されてからはじめての選挙であること、そして、選択的夫婦別姓や同性婚など、これまでほとんど政治的争点に上がらなかったことが一つの争点になっていること。

 そしてまた、障害者や多くのマイノリティの当事者が、立候補していることです。

 現在、衆院は男性が9割、参院は男性が8割。議会はとてもいびつな形になっています。そして、与党自民党は今回、立候補者の中の14.6%が女性です。今の参院の比率よりも下がっています(野党第一党の立憲民主党は45.2%)(参照:参院選、各党の女性候補者の割合は? 自民は10%台|HUFFPOST)

 諸外国と比べようがないほど低い数値です。男女共同参画を実現する気が与党にないことは明白でしょう。

 また、問題は男性女性の話だけではありません。男性の議員多様性も、実はあまりないのです。皆同じように政治家の家系に生まれた人たちが、閣僚になり、この国の重責を担っています。

 日本の議会はおそらく世界に類を見ないほど画一的な人たちで構成されているのではないでしょうか。

 今回の参議院選挙で当選した議員は6年間、一人あたり何億円もかけ、国政を預かることになります。

 その議員の中に、本当にたった15%以下しか女性がいなくて、いいのでしょうか。

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最終更新:7/19(金) 8:31
HARBOR BUSINESS Online

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