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投票に行くだけでは充分ではない。20代が語る、「ボクたち世代の責任」

7/19(金) 8:31配信

HARBOR BUSINESS Online

「沈黙」は次世代への責任を放棄する行為

 世の中びっくりするほど「女は政治家に向かない」とか「女は家庭にいろ」と思ってる人、います。

 おそらく、この記事を見ている人の中にも、いるはずです。

 差別と自覚していなくても、「男女共同参画って言ったって、優秀じゃない人が政治家になっちゃ困る」とか思っている人はたくさんいます(本来、優秀な女性を連れてきて立候補させるのが、政権与党の責任なのですが……)。

 性差別だけじゃありません。人種差別にしろ、他のあらゆる差別にしろ、一見とても良識あるように見えても、びっくりするほど差別的な人、たくさんいます。

 でも、我々が沈黙していれば、何も変わらず、昔ながらの感覚で、日本の意思決定機構はそのままの形を維持していく。そして、誰かの権利が抑圧されていく。

 例えば選択的夫婦別姓について考えてみてください。選択的夫婦別姓が認められたところで、誰も困りません。選択的夫婦別姓を実現したところで台風がやってきたり日本経済が破綻することはないでしょう。

 誰かの権利を認めることが寛容になれない人たちが意思決定をしている限り、そんな小さなことすら実現しないのが現状です。
「我々には関係ない」と思っている多くの人が黙っている限り、変わらないんです。

 同性婚も、そうです。あの有名なスピーチで言っている通り、愛し合う一組のカップルが結婚したところで、あなたの借金が増えるわけじゃない。山火事が起きるわけでも、戦争が起きるわけでもない。誰も困らないんです。

 選択的夫婦別姓や同性婚は、多くの世論調査において若年層では賛成の方が多い。でも、実現しない。我々が沈黙していたら、きっと、実現までに更に何十年もかかります。

 本当にそれで、次の世代への責任を果たしていると言えるのでしょうか。

 選択的夫婦別姓は小さな事かもしれない。でも、こんな問題が世の中にはたくさんある。小さな課題でも、その課題を抱える人が議会にいなければ法律を変えられない。そんなことはたくさんあるんです。

 いつかは自分も、その当事者になるかもしれない。

「自分には関係ない」で黙っていて、物事が流れるのを傍観しているなら、次世代への責任を果たしているとは言えません。

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最終更新:7/19(金) 8:31
HARBOR BUSINESS Online

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