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やはり1位は東西線、首都圏の鉄道「最新混雑率」

7/19(金) 5:00配信

東洋経済オンライン

 国土交通省は7月18日、2018年度の都市鉄道の混雑率調査結果を公表した。混雑率1位は2017年度と変わらず、東京メトロ東西線・木場→門前仲町間の199%。180%を上回る路線は11路線、東京圏主要区間の平均混雑率は163%で、いずれも前年度と同じだった。

【表】首都圏の混雑率ランキング、1位から40位は?

 結果を基に集計すると、今回のワースト5は1位が東西線、2位がJR横須賀線の武蔵小杉→西大井(197%)、3位がJR総武線各駅停車の錦糸町→両国(196%)、4位がJR東海道線の川崎→品川(191%)、5位は日暮里・舎人ライナーの赤土小学校前→西日暮里(189%)となった。

 首都圏以外で混雑率が150%を上回ったのは大阪メトロ御堂筋線の梅田→淀屋橋(151%)、西日本鉄道貝塚線の名島→貝塚(155%)の2路線のみだった。

■今回も1位は東西線

 すっかり「日本一の混雑路線」として知られるようになってしまった東京メトロ東西線。2018年度も混雑率は前年度と変わらず199%でワースト1位となった。国交省の目安によると、混雑率200%は「体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める」レベルだが、実際にはそんな余裕はないと感じている人が多いのではないだろうか。

 東京メトロは同線の混雑率を180%以下に抑えることを目指し、駅や施設の大規模改良を進めている。列車増発を可能にする飯田橋―九段下間の折り返し設備の整備や、ホームと線路を1本ずつ増やして列車を交互に発着できるようにし、遅れと混雑の緩和を図る南砂町駅の改良工事などだ。

 ただ、2015年度の事業計画では飯田橋―九段下間の折返し設備の整備が2019年度、南砂町駅の改良は2020年度の完成予定だったが、今年発表した中期経営計画では供用開始の時期がそれぞれ2025年度、2027年度に延びた。

 東京メトロはソフト面での対策として、ラッシュピーク前の早朝に乗車すると商品券に交換できるメダルがもらえる「東西線早起きキャンペーン」を2017年9月から通年で実施。今年4月からはピーク後の時間帯も対象とした「オフピークプロジェクト」に改めて時差出勤への移行を促す。

■横須賀線が2位に浮上

 今回の調査結果のうち、首都圏のJR、大手私鉄、地下鉄、準大手・中小私鉄、モノレール、新交通システム計83区間を対象に集計すると、前年度より混雑率が上がったのは38線区、下がったのは37線区、変わらなかったのは8線区だった。

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最終更新:7/19(金) 5:00
東洋経済オンライン

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