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長時間労働だけが正解じゃない。自分のレストランを持たない「起業家シェフ」が考える、SNS時代の働き方|田村浩二(Mr.CHEESECAKE)

7/20(土) 10:00配信

FINDERS

毎週日・月のそれぞれ朝10時からのみ予約販売を行い、1本4000円弱という決して安い価格ではないにも関わらず、現在でも即完売が続いている人気のチーズケーキ「Mr.CHEESECAKE」。

同ブランドを立ち上げた田村浩二氏は、これまでフレンチのシェフを目指して修行を重ね、彼の師匠たちがそうしてきたように、レシピ本の出版や食品のプロデュースなど、さまざまな展開を模索してきた。そうした流れで始めたブログやSNSで火がつきMr.CHEESECAKEが誕生したことから、いわゆる「ネットのバズをビジネスに昇華させた、イケてる起業家」の一人のようにも見える。だが田村氏はあくまでも“職人”であり続けながら、「心から美味しいと思えるものをより多くの人に届けること」をいかに実現させるかを考え続けていると語る。

現在、Mr.CHEESECAKEの人気があまりにも急激に上昇してしまったことから、生産体制を強化する設備投資を目的としたクラウドファンディングをMakuakeにて実施している(7月29日まで)同氏に、新しい時代のシェフの働き方、キャリアの考え方をうかがった。

レストラン以外の活動もするのが当たり前だった

― ― 学生時代はずっと野球部で、それからシェフを目指されたんですね。

田村:そうですね。調理師専門学校卒業後にいくつかのお店で働いた後フランスに修行に行き、2016年に日本に帰ってきました。本格的にシェフになったのは翌年からですね。TIRPSE(ティルプス)というお店で2年働いて、その間にもアロマティーの「L'Aromatisane(アロマティザン)」を出したり、高付加価値食品のプロデュース会社「dot science(ドットサイエンス)」を立ち上げに参加したりしました。dot scienceではバラのアイスクリーム「FRAGLACE Rose」のプロデュースを手がけたりしていますし、肉じゃがとチーズケーキのレシピ本をそれぞれ出版したりもしています。

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最終更新:7/20(土) 10:00
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