ここから本文です

ニューヨーカーがダイソーを好きな理由

7/20(土) 12:21配信

Wedge

 2019年の3月、ダイソーがニューヨークに米国東海岸の第一号店を出した。オープニングしたばかりのころは、外に長蛇の列が出来て店に入るまで人々は30分くらい並んでいたという。開店して4ヶ月ほどたった現在、どんな様子になっているのか筆者も来店してみた。

 ダイソーがあるのは、マンハッタンから7番の地下鉄に乗って40分ほどの、クイーンズの東側にあるフラッシングという区域だ。ここは元々アジア系の移民が多い住宅街だったが、現在では特に中国系移民が増えて高層ビルのホテルなども建ちはじめ、マンハッタンの中華街をしのぐ勢いでコミュニティが膨らんでいる。

 このフラッシングにあるスカイヴューモールというショッピングセンターの中に、ダイソーが出来たのだ。同じビルの中にはユニクロ、米国の大手百貨店ターゲット、地下にはファストフードやアジアの食材が揃っているスーパーマーケットもあり、家族連れが週末に時間をつぶすには格好の場所である。

人気は化粧品など

 さて噂のダイソーは、思ったほどの広さはなかったけれど、やはり週末だったこともあってかなり混み合っていた。

 特に人気があったのは、化粧品や、ヘアアクセサリーなどを扱っているセクション。若い女性たちが、棚からひったくるようにして商品をバスケットに入れている。またメモ帳などのステーショナリー、小物など一般のアメリカの店で手に入るものより凝ったデザインが人気があるようだ。

 価格は、一般の商品は一品1ドル99セント。今の換算でいうと、日本円にしておよそ220円程度なので、日本で買うよりは若干高い。それでも「日本の商品が、これほど安く買えるなんて」と、特に若者たちに人気がある。

 実際のところ、現在ディスカウントショップで売っているものの大多数は、Made in Chinaであることは東西どこも事情は同じだ。だがそれでも日本で発注されて品質管理され、何より日本の消費者たちが買っているものと同じ商品だというところが、魅力の一つなのだろう。

1/3ページ

最終更新:7/20(土) 12:21
Wedge

記事提供社からのご案内(外部サイト)

月刊Wedge

株式会社ウェッジ

2019年10月号
9月20日発売

定価540円(税込)

■特集 再考「働き方改革」―先進企業が打つ次の一手
■ホルムズ危機が問う安保法制に残された課題
■GSOMIA破棄が示した韓国・文政権の野望

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事