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プールで結膜炎に!? 夏に起こりやすい「目のトラブル」

7/20(土) 9:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

夏でも「ドライアイ」が起こる理由とは?

夏に起こりやすい目のトラブルの2つ目は、「ドライアイ」です。

ドライアイとは、涙の量が少なくなったり涙の成分のバランスが崩れて涙の膜が不安定になり流れ落ちてしまうことで、目の表面を潤す働きが低下し、目が乾きやすくなる症状をいいます。

ドライアイは、さまざまな要因が関係して起こります。例えば年齢が高くなると、涙の分泌量が減ったり、涙の膜を安定化させる成分が減ったり、蒸発を防ぐ油分が少なくなり、ドライアイが起こりやすくなります。

また乾燥した環境に長時間いることもドライアイにかかるリスクを高めます。ほかにも、まばたき回数の減少、コンタクトレンズの装用、内服薬や点眼薬の影響、シェーグレン症候群のような病気が、ドライアイを引き起こすこともあります。

乾燥した冬場に症状が現れることが多いドライアイですが、夏季にも発症が多くなる傾向があります。その理由として、エアコンの乾燥した空気が直接目に当たり続けることが、大きな要因と考えられています。

◆ドライアイの症状

ドライアイになると目の乾燥だけでなく、さまざまな不快症状が起こります。失明など重い症状に至ることはありませんが、放置していると目の表面が傷つき、さらに痛みやかすみが強くなることもあります。

また視力が不安定になり、目が疲れやすいなど、日常生活の質(QOL)が大きく低下するのも問題です。次のような症状が続くときは、眼科を受診しましょう。

●目が乾いた感じがする

●目の疲れが強い

●ものがかすんで見える

●目が痛い

●涙が出る

●目がかゆい

●目がゴロゴロする

●光をまぶしく感じる

◆ドライアイの検査と治療

眼科では、涙の量を調べるシルマー試験(専門のろ紙を下まぶたにはさみ、5分間で濡れる長さを調べる)や、黄色い染色液を少量点眼し、目の表面の傷や涙の層の状態を調べる検査などを行います。

診察の結果、ドライアイと判明したときは治療を行います。

症状が軽いときは、人工涙液やヒアルロン酸の点眼薬が処方されます。涙の成分の1つで、保水力の高いムチンという成分の分泌を促すタイプの点眼薬もあります。ムチンはサラサラした水分を糊のようにする成分です。

点眼薬で効果が十分でない場合は、涙が排出される「涙点」という小さな穴に栓をして、目に留まる涙の量を増やす「涙点プラグ」という治療法を行います。

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最終更新:7/20(土) 9:00
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