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コンビニよりも葬儀場?これが日本の多死社会

7/20(土) 5:20配信

東洋経済オンライン

 小田急江ノ島線の鶴間駅から厚木街道を少し歩くと、家族葬専用式場「ダビアスリビング大和」の看板が見えてくる。建物はシンプルな長方形の平屋、前面には駐車場スペースと、どこか見覚えのある風景。実は、コンビニエンスストアを改装した葬儀会館なのだ。

【写真】料金プランは60万~80万円が中心

 建坪は約60坪のミニ会館だが、葬儀を執り行うホール、遺体安置室、会食スペース、洋室と和室の控えの間、バス・トイレが設置されている。ホールは30人程度の着席が可能だ。内装は白を基調にした明るい雰囲気で、北欧家具・雑貨のイケアの商品も使っている。

■家族葬が葬儀の主力になる

 祭壇の種類などによって料金は異なるが、60万円、80万円のプラン(税抜き、会員価格)がボリュームゾーンで、家族を含め参列者は20人程度が平均。告別式のみの一日葬や直葬にも対応する。

 運営するのはライフアンドデザイン・グループ傘下の神奈川こすもす。ライフアンドデザインの村元康社長は、供養関連ポータルサイトを運営する1部上場企業、鎌倉新書の創業者の次男。早稲田大学客員教授として起業家教育の授業も持つ。ライフアンドデザインでは葬儀価格とサービス内容、顧客満足度も徹底調査。「他社とも協力し、地域ごとに葬儀の『定価』を明らかにしていきたい」と村元氏は言う。

 ライフアンドデザインは神奈川こすもす含め、葬儀会社を3社擁するが、いずれも家族葬にフォーカスしている。「家族葬が葬儀の主力になる」(村元氏)との読みからだ。その同社にとってコンビニエンスストアの居抜き物件は、格好の投資対象となっている。

 少人数の家族葬には適当な規模。駐車場も備わっている場合が多い。なにより「新築で出店するよりも投資額が2000万~3000万円程度安くなる」と、店舗開発を担当する石井寛彦マーケティング推進室長は言う。現在、神奈川こすもす直営13会館のうち3会館がコンビニ転換型。グループ全体では14会館あり、今期中さらに4会館を開業予定だ。

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最終更新:7/20(土) 5:20
東洋経済オンライン

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