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東大生の親に「お受験ママ」が異様に少ないワケ

7/20(土) 5:40配信

東洋経済オンライン

 親御さんが結果にこだわってしまうと、どうしても子どもはその重圧を感じてしまいます。

 「落ちたらどうしよう」「受からないと、親が悲しむ」。そういうプレッシャーというのは、ある種「強制」に近いものです。試験会場でどうしても重荷になってしまうこともあります。

 でも逆に、「受かったら親をはじめ、いろんな人が喜んでくれるかもしれないから頑張ろう!」と自発的に思えると、受験生にとってそれはプレッシャーではなくモチベーションになるのです。

 また、受験というのは非常に長いイベントですから、親御さんが受験というイベントを特別扱いしてしまうと、子どもは疲弊してしまいます。気分を休めるはずの家でも受験ムードで、落ちたら地獄・受かれば天国……みたいな感じだと、どうしても途中で無理が祟ってしまうのです。僕はそれで失敗した受験生を何人も見てきました。

 しかし逆に、特別なイベントではなく、ほかのものと同じような扱いで「ダメでもまた頑張ればいい」「この頑張りが無駄になるわけじゃない」と思って試験会場に行くことができると、思わぬ力を発揮することができるかもしれないのです。

 いかがでしょうか?  東大生の親は、子どもが「自発的に」何かを考え、選択し、努力することをいろんな角度から応援していることが多いのです。

 僕も思い返して見ると、偏差値35なのに東大を目指すことを許してくれたり、2浪という選択を許してくれたりと、自発的に行動することを許してもらえたからこそ、今があるように思えてなりません。僕も親になったら、子どもにそう思ってもらえるように接することができればと思います。

西岡 壱誠 :東京大学4年生

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最終更新:7/20(土) 5:40
東洋経済オンライン

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