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西武国分寺線、知る人ぞ知る“地味路線"の素顔

7/20(土) 6:00配信

東洋経済オンライン

 「西武鉄道の路線」と聞いて、どこを思い浮かべるだろうか。多くは池袋線や新宿線だろう。どちらも首都圏を代表する大手私鉄の通勤路線。山手線の駅と結んで、昼夜を問わずたくさんの利用者でにぎわっている。

【スライドショー】国分寺線や拝島線はこんな路線だ

 が、その一方で、そうした大幹線とは違う顔を持つ路線もある。例えば、国分寺線。国分寺と東村山を結ぶ短い路線で、西武の路線網の中ではいわばローカル線。もっと踏み込んでいえば、地味な路線である。沿線に住んでいるわけでもなければこうした路線の名前を聞く機会は少ない。

■国分寺線はどんな路線? 

 名前を聞かないのだから、乗る機会などもっと少ない。日常的な西武線ユーザーでも、池袋線沿線に住んでいたら国分寺線などほとんど縁がなくてもおかしくない。

 だが、そうしたローカル線であっても、しっかりと西武の路線網に組み込まれているのだから、地味な存在扱いで済ますのはいささかかわいそうである。これらの路線を日常的に使っている人からすれば、「ローカル扱いとはどういうことか」と思う向きもあるだろう。

 そこで今回は西武のローカル線のうち、国分寺線と拝島線についていったいどんな路線なのかを探ってみることにしよう。

 国分寺線とJR中央線が接続している国分寺駅。この駅を出発した黄色い電車は、しばらくの間JR中央線と並行して走ってから北西に進路を変える。そして東京郊外の住宅地の中を行く。

 まあ、なんと言うのか、何の変哲もない住宅地の中の路線である。通勤ラッシュが終わった直後の時間帯ならば乗っている人も少ない。

■「恋」にまつわる駅がある

 最初に停まる駅は、恋ヶ窪。「恋」の文字がつく駅はここを含めて全国に4カ所しかないということで、数年前に「恋駅プロジェクト」と称する取り組みをやったことがあるという。

 ほかの「恋駅」は母恋(室蘭本線)・恋し浜(三陸鉄道)・恋山形(智頭急行)。そのプロジェクトの一環で、恋ヶ窪の駅前にハート形のモニュメントが設けられたという。が、いつの間にやらそれも撤去されている。ホームの壁にうっすらハート形ラッピングの跡が見える程度だ。

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最終更新:7/20(土) 6:00
東洋経済オンライン

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