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東京発「キディル」のパリコレデビューに密着最終日 初のショーは満員御礼、巨額費用が必要でも海外挑戦を続ける理由

7/20(土) 20:00配信

WWD JAPAN.com

「キディル(KIDILL)」がパリで初めて行なったショーの舞台裏に3日間密着し、取材はいよいよ最終日を迎えた。

【画像】東京発「キディル」のパリコレデビューに密着最終日 初のショーは満員御礼、巨額費用が必要でも海外挑戦を続ける理由

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デザイナーの末安弘明とスタイリストの島田辰哉がタッグを組んで東京で10シーズン以上ショーを開催してきたとあって、異国の地パリでもここまでトラブルなく準備は進められてきた。初挑戦となった前季のプレゼンテーションでは主にバイヤーが来場したが、今季はプレスも加わり会場は満席だった。来場者の誘致に一役買ったパリの有力PR会社に広報を依頼した経緯とは?そして、ショーは無事に成功したのか?緊張感漂うバックステージで末安デザイナーを見守りながら取材した。

"巨大モヒカンやゴスクイーンも合流"

ショーは午前10時30分開始予定で、コールタイムは7時。たっぷり時間があるようだが、末安デザイナーはほとんど息つく暇もなく動いていた。到着したモデルから順にヘアとメイクが施されていく。バックステージでは、モデルに洋服を着用させるためのフィッターと呼ばれるアシスタントたちに対して、島田がルックの細部や注意点について指示を出していた。

今回のモデルで特に強烈な存在感を放っていたアドラ(Adora Bratbat)、ナース 3D(Nurse 3D)、パルマ・ハム(Parma Ham)の3人は、異なるゴスバンドに所属する本物のパンクスで、音楽をベースにする「キディル」の世界観に共鳴しているようだ。自前のメイクで会場入りした彼らは、他のモデルよりも遅れてショー開始1時間前に到着。彼らの地毛をヘアスタイリストの森元拓也が仕上げている間、会場にはバイヤーやプレスが入ってきた。全席が埋まり盛況だったのは、パリのPR会社「リチュアル プロジェクツ(Ritual Projects)」が協力しているからだろう。「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」」「ゲーエムベーハー(GMBH)」など気鋭ブランドを扱う同社にアプローチすると、ロックミュージックのファンだという代表ロビン・メイソン(Robin Meason)と意気投合して、「PRをやらせてほしい」とすんなり契約が決まったという。

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最終更新:7/20(土) 20:00
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