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夏ドラマ主演俳優 “男はアラフィフ、女はアラサー”の意味

7/21(日) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 今クールの夏ドラマに主演する俳優たちの世代には、ある特徴的な傾向が見られるという。昨今のテレビ局のドラマ制作に対する考え方を反映しているようで…。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。

【写真】32歳石原さとみの肩出しドレス姿

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 7月も下旬に突入して夏ドラマの過半数が出そろいました。下記にプライムタイム(19~23時)で放送されている新作ドラマを主演俳優の性別ごとに挙げていきましょう。

 まず女優の作品は、上野樹里さん(33歳)主演の『監察医 朝顔』(フジテレビ系)、石原さとみさん(32歳)主演の『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)、杏さん(33歳)主演の『偽装不倫』(日本テレビ系)、深田恭子さん(36歳)主演の『ルパンの娘』(フジテレビ系)、黒木華さん(29歳)主演の『凪のお暇』(TBS系)、多部未華子さん(30歳)主演の『これは経費で落ちません!』(NHK)。

 次に男優の作品は、大泉洋さん(46歳)主演の『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)、反町隆史さん(45歳)主演の『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』(テレビ東京系)、三浦春馬さん(29歳)主演の『TWO WEEKS』(関西テレビ、フジテレビ系)、大森南朋さん(47歳)主演の『サイン ―法医学者 柚木貴志の事件―』(テレビ朝日系)、唐沢寿明さん(56歳)主演の『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系)。

 そのほとんどが、主演女優はアラサー、主演男優はアラフィフに偏っている様子がうかがえます。なぜテレビ局や放送の枠を越えてキャスティングの方針がこれほど偏っているのでしょうか?

◆アラサー女優×コメディ、アラフィフ男優×骨太

 その理由は、プロデュースや編成に関わる各局のテレビマンたちが、「現在最も幅広い世代に人気があり、安定した視聴率を獲得できるのが、女優はアラサー、男優はアラフィフとみている」から。

 事実、初回視聴率は、『監察医 朝顔』13.7%、『Heaven~ご苦楽レストラン~』10.8%、『偽装不倫』10.1%、『ノーサイド・ゲーム』13.5%、『サイン ―法医学者 柚木貴志の事件―』14.3%、『ボイス 110緊急指令室』12.6%と2桁を記録。『ルパンの娘』8.4%、『TWO WEEKS』8.4%も1桁に留まったものの、ネット上のコメントには好意的なものが多く、まずは順調なスタートを切ったと言えるでしょう。

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最終更新:7/21(日) 7:00
NEWS ポストセブン

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