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「カンナバーロに憧れていた」。デ・リフト、満を持してユーベに

7/21(日) 11:06配信

footballista

1年前のC・ロナウドと同じように

「ユーベに加入し、アリアンツ・スタジアムでプレーするということは挑戦だと思う。ファンはとてもピッチに近くて、プレー中も伝わってきて感銘を受けた。あの夜は準決勝進出を決められて、僕にとっては素晴らしいものだったけど、ユベントスにはそうならなかった。でも、ユーベのファンとあのスタジアムが重要だということはよくわかった。たしかに、僕がここにきた要因のひとつとなっている」

 18日、8500万ユーロ(約102億円)もの移籍金でアヤックスからユベントスに加入したマタイス・デ・リフト。翌19日の記者会見で発せられた彼のコメントには、ある種の既視感があった。「あれは僕にとっても特別な瞬間だった」と1年前にクリスティアーノ・ロナウドが語ったセリフと重なるのだ。両者とも、チャンピオンズリーグでの対戦でユーベ相手にゴールを決めて勝利したのである。C・ロナウドは、観客席からのスタンディングオベーションを呼んだ。そしてデ・リフトも、高齢化するDFの後継者としてファンやメディアから獲得を進言されるようになったのである。

 卓越した身体能力を有しながら、ボールコントロールにもキックの質にも優れた極めてモダンなセンターバック。19歳にして国際的な評価を築き、メガクラブから引きのあったオランダ代表DFが選んだのは、CL準々決勝で下した相手だ。しかしそれは彼にとって、思い入れのあるクラブでもあった。「7歳の頃はカンナバーロに憧れていた。いっつもユベントスには好感を持っていたし、ファンだったんだ」と、当時の重鎮だったファビオ・カンナバーロを中心にユーベの守備に注目していたことを告白。そしてマウリツィオ・サッリ新監督についても「彼のサッカー哲学と、ディフェンスラインのトレーニングの仕方はすごく良いと聞いていた」とも好印象を語った。

 地元紙各紙の報道によれば、デ・リフトには1億5000万ユーロ(約181億円)もの移籍違約金事項が盛り込まれているというが、その権利は2021年まで発生しない。つまり少なくとも2年間は、腰を据えてイタリアで守備の流儀を身につけるという心構えが見て取れる。どのような成長を遂げるのか注目である。

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最終更新:7/22(月) 11:18
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