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【バイクで巡るニッポン絶景道】草原の緑が眩しい神話の世界へ! 三瓶山高原道路[島根県]#モトツー

7/21(日) 16:31配信

WEBヤングマシン

~島根県道30・40号線 三瓶山高原道路(三瓶アイリスライン)~

『バイクで巡るニッポン絶景道』シリーズは、ヤングマシンの姉妹誌であるモトツーリング編集長カン吉(神田英俊)が案内人。第42回は、独立峰である三瓶山を望む高原道路を紹介したい。草原風景の美しい西エリア、観光地帯の東エリア、温泉地帯の南エリア、自然公園の北エリアと、それぞれに楽しみがある。

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TEXT:Hidetoshi KANDA

独立峰を見上げ、草原の緑が眩しい神話の世界へいざ!

山陰方面の絶景ロードと聞けば、日本海を望む海岸風景を連想しがちだが、全国的には比較的マイナーながら爽快な高原ツーリングを楽しめる絶景ロードがある。それが今回紹介する三瓶山高原道路だ。独立峰、三瓶山を望む絶好の高原風景を楽しめる、地元や中国地方界隈では貴重なツーリングロードとして人気のあるルートである。

三瓶山周遊道路、または三瓶アイリスラインと呼ばれるこのルートは、霊峰三瓶山の麓を周回する。総延長は約16kmで信号がまったくないうえに交通量も少なめなことから、一気に走り切ってしまう感もあるが、風景は変化に富み充実感はとても高い。

まず、西エリア以外は全体的にほぼ林間ルートとなっているのが特徴。大展望や断崖トラバースといった豪快さはないが、美しく明るい木々のトンネルをくぐりつつ高原を走り抜けるため、爽快感は抜群だ。前述のように総延長約16kmと短めであり、山麓を一周するのはノンストップだとあっという間。しかし、観光要素も多く各エリアの特徴を大いに楽しむことができるだろう。注意点は路面。傷みやすい積雪地であることから、舗装状態はお世辞にも極上とは言い難く、一見フラットに見えつつも、クラックや小段差が多い。また補修跡の段差も随所にあるので、速度には注意して走行したい。道幅は通常の2車線ながら、路肩スペースが大変狭いので、バイクでも駐輪は大変危険。必ず休憩スポットでの休憩を厳守してほしい。

草原風景の美しい西エリア、観光地帯の東エリア、温泉地帯の南エリア、自然公園の北エリアと、大きなポイントは4カ所に分類できる。なかでも絶景ロードとして押さえておきたいのは、西エリアの“西の原”付近。林間ルートの中、雄大な三瓶山と共に突然視界が開けるような広大な草原地帯は感激モノ。絶景道の名に相応しい感動的な光景だ。距離的にはほんの数キロの短い区間ながら“こんな山中にこんな風景が!?”と思わせる意外性が面白い。また、南エリアの温泉地帯もマニア垂涎の極上湯の宝庫。もちろん“温泉街”というほど発達しているわけではないが、古くより地元民御用達の共同浴場が点在しており、湯量豊富なかけ流し温泉が堪能できる。観光エリアでは展望リフトや自然史博物館といった施設やご当地グルメを頂けるスポットも点在。周回ルートで大変分かりやすい上、各エリアの変化が富かな為、初訪問でも楽しみやすい事が特長だ。

三瓶山界隈は世界遺産に認定された石見銀山に近い事もあり、旅エリアとして注目されつつあるスポット。石見銀山、温泉津温泉といった旅プランを立てる場合は、三瓶山高原道路もセットの一つとして必ず予定に組み込んでおくべきだろう。

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最終更新:7/21(日) 16:31
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