ここから本文です

ホンダのアドベンチャーマシン、アフリカツインの魅力を探る!──オンロードからダカールまで陸を制する最強バイク

7/21(日) 21:12配信

GQ JAPAN

ホンダのパリダカ常勝時代のマシンNXR750のレプリカとして登場し、生産を中止した期間があったものの2016年に再発売されるなど、根強い人気を誇るアフリカツイン。多くのファンを惹きつけてやまないその魅力を探った。

【写真を見る】グレード違いで振り返るアフリカツイン

パリダカ常勝時代のアイコン

ホンダが誇るアドベンチャーマシン。アフリカツイン。しかし、なぜアフリカというネームがついているのかと不思議に思う人もいるかもしれない。

今でこそダカールラリーといえばKTMの独壇場であるが、その昔はホンダが常勝だった時代がある。フランスのパリをスタートし、セネガルのダカールをゴールとする、いわゆるパリダカは、現在の南米開催ではなく、アフリカ大陸をメインステージに行なわれていたのである(いまだにダカールラリーと呼ぶのも不思議な気もするが……)。

そこでチャンピオンマシンとなったホンダ製ファクトリーマシンがNXR750。アフリカツインはそのレプリカモデルとして登場した経緯があった。

その後、アフリカツインは2000年を最後に生産中止。もしかすると時代を先取りし過ぎたのかもしれないそのマシンは、近年のアドベンチャーマシンブームもあって、2016年に再登場した。

しかし、それは単純にブームに乗って再販したものではなく、すべてが刷新され……というよりも、すべてを一から作りあげたマシンであり、その名に恥じないポテンシャルが与えられたマシンとなったのだ。

ツーリングマシンに止まらない性能

オフロード性能を高めるべくフロントに21インチ、そしてリアに18インチを装着。サスペンションストロークもしっかり確保し、走破性を高めている。アドベンチャーマシンの多くはツーリングマシンの性能を中心に考えているところがあるが、アフリカツインは、その自由度の高いライディングポジションをはじめ、トラクション性能の高いトルキーなエンジンなど、ビッグオフローダーとしての高いポテンシャルが備わっている。

トラクションコントロールが秀逸の出来で、とくに2018年モデルからはより細かく制御している。オフロードでもほぼ滑らない状態から、かなりリアが滑ってカウンターを当てるような状況までを設定できる。

もちろん、ツアラーとしての性能は抜群だ。トルクゆたかで小気味良く加速するエンジン。かつてエンジンはVツインだったが、今のアフリカツインは並列ツイン。270度クランクを採用することで、Vツインエンジンのような鼓動感とサウンドだ。ホンダのマシンによく言われる優等生的なフィーリングではなく、良い意味でワイルドで、力強さを感じるものだ。

21インチのフロントホイールは穏やかなハンドリングでありながら軽快さも持ち合わせている。ワインディングでは操っている感を強く印象付ける。見た目は非常にスタイリッシュであるのに、どこか懐かしいパリダカ風なデザインも特徴で、古くからのアフリカツインファンも唸らせ、新たなユーザー層も獲得したのである。

1/2ページ

最終更新:7/21(日) 21:12
GQ JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

GQ JAPAN

コンデナスト・ジャパン

2019年9月号
2019年7月25日発売

800円(税込)

"はるたん"が帰ってきた! 奇跡の男、田中圭/特集:親とは、子とは、そしてファミリーとは? 自由な「家族」/菅田将暉、”LOVE”を語る

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事