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そうめんを氷水にひたすのはNG。意外なおいしいゆで方

7/21(日) 8:46配信

女子SPA!

 基本をしっかり押さえたい。

 素麺(そうめん)がおいしい季節になりました。ゆで時間が短く、お湯でゆでるだけなので、誰でも作れると思いきや、ちょっとでもおいしいゆで方のコツを知っている人は、意外と少ないのかも。表示通りにゆでたら、ブヨブヨ柔らかくて困ったなんてことも、あるかもしれません。

⇒【写真】そうめんを美味しく茹でる意外な方法

 そこで今回は、誰でもすぐにできる、ツルツルおいしい「素麺のゆで方のコツ」を3つご紹介したいと思います。

①梅干しを加えてゆでる⇒べちゃべちゃにならないコシのある麺に

 乾麺のそうめん(乾麺)をゆでる上で、獲得したいのが、細いながらも存在感のある「コシ」。それを生み出すためには、「梅干し」が有効です。理論的には、梅干しに含まれる「クエン酸」がゆで汁を酸性にすることで、麺が柔らかく煮崩れするのを防ぐ効果があるから。経験的には、お安めな梅干しでもOKで、湯1Lにつき梅干し1個の分量が理想的です。

②表示よりも30秒短く⇒柔らかくなりすぎるのを防ぐ

 そうめんの標準的なゆで時間は、1分半~3分程度。家庭では氷水でキンキンに冷えた環境を、安定的に作るのは難しく、流水でゆっくり冷やしている間に、どんどん柔らかくなってしまうことも。そこでオススメなのが、あらかじめゆで時間を短くして、調整をするというアイディア。この時間短縮だけで、ブヨブヨになるリスクを回避することができます。

③ゆでた麺を氷水に浸けない⇒小麦の風味を壊さぬよう、冷やしすぎは厳禁

 3つ目は、やりがちなNG行為。氷水に放って提供するのは、見た目は涼しげですが、麺が冷えすぎて、小麦の旨味や甘味を感じにくくなってしまうため、冷やしすぎない方が賢明です。甘味や旨味は低温になるほど弱く感じられてしまうんです。

 めんつゆも冷蔵庫で冷やす程度が良いですが、どうしても氷を加えたい場合は、濃縮タイプのめんつゆを調合する際に加えるのがよいでしょう。

 以上、いかがでしょうか? どれもすぐに実践できるアイディアばかりですから、是非チャレンジしてみてくださいね!

<文、写真/スギアカツキ>

【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

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最終更新:7/21(日) 8:46
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